出版社内容情報
生きものたちとともに生き呼吸して、豊かな自然と生命を育んでいる土。落ち葉の分解から小さな生き物たちのはたらきを知ったり、ミミズや土壌動物の飼育や観察など、生命と土の不思がいっぱいつまった1冊
目次
落ち葉はどこへ?
森の落ち葉をめくってみよう
公園や林でキノコをみつけよう
植物、動物、微生物をぐるぐるまわる
ミミズを飼ってみよう
落ち葉とカブトムシ
森の宝石オサムシ
小さな動物たちを観察しよう
みえない生きもの、微生物を培養しよう
土は生きている土の呼吸
大豆と根粒菌
植物とVA菌根菌
アカマツとマツタケ
植物に病気を起こすカビ
病原菌やセンチュウを退治する微生物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
58
図書館本。 ミミズを飼う方法が載っている。たい肥作成意外にも釣りの餌としても重宝できそう。某野食youtuber曰く「ミミズを制するものがウナギを制する!」ただし家族の了承を得るのが大変そう。細かくなった落ち葉や生き物の死骸がつもった土はまさに亡骸の層。自然農の強い味方だそうです。植物の種類によって根粒菌が違うというのは初耳。根粒菌は根粒菌かと思っていました。2024/07/23
にがうり
9
植物の栽培を突き詰めていくと、地下の根の状態とか、土の中の化学性、物理性、生物性など、目に見えないもの、ミクロな世界になっていきます。言葉で説明されても理解できないことが多いので、この絵本、助かる。非理系脳の人間が理系の理解で困ったときは、子供向けのサイエンス系の絵本が頼りになります。2015/09/06
Yoshika Komatsu
1
◼️図書館本。◼️農業の教科書より、根粒菌やVA菌根菌の説明が分かりやすかった。◼️カビやセンチュウに寄生する生物農薬の効果も、顕微鏡写真で見せられると納得出来る。2024/03/31