出版社内容情報
無機的合理性を絶対視する近代科学主義と進歩主義への深い懐疑をベースに農耕する者の目線で描いた農業、農学論。耕すことの歴史、農地所有論、商業資本と農業、流通、むら・共同体の歴史と理論、技術・農法史論など
内容説明
著者は生前、毎年、十数人の農民を招き、三日間の勉強会を開いていた。本書は、その三日間の話の記録である。
目次
第１講 農業生産力論
第２講 農地所有論
第３講 商業資本と農家
第４講 「むら」の歴史
第５講 農業の本質
第６講 農法論
著者等紹介
守田志郎［モリタシロウ］
１９２４年シドニーに生まれる。１９４３年成城学園成城高等学校卒業。１９４６年東京大学農学部農業経済学科卒業。１９４６年～１９５０年農林技官。１９５４年東京大学農学部農業経済学科大学院修了。１９５２年～１９６８年財団法人協同組合経営研究所研究員。１９６８年～１９７２年暁星商業短期大学教授。１９７２年～ 名城大学商学部教授。１９７７年９月６日逝去
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