出版社内容情報
同じ高血圧でも「腎と肝」に不調がある人、「肝と心」が問題の人とでは手当ての仕方が実は違う。不眠、口渇、のぼせ…舌の苔、おなかの音など、五感を使って不調を測り、病気以前の「未病」から治していく生活医学。
内容説明
私たちの体は手入れのしようによって耐用年数に違いが出てくる。本書は、その手入れの仕方を、中国医学の理論と実践の知恵を借りて伝えるものである。
目次
序章 中国医学的健康生活のすすめ―六〇歳を超したら
第1章 やってみよう「四診合参」―中国医学の健康チェック
第2章 中国医学に見る健康のしくみ、病気の理由―さらにくわしく知りたい人のために
第3章 老後を健やかに過ごすための日常健康法
第4章 家庭でできる症状・病名別の中国医学的手当て
代表的な方剤(中国製剤)の作用・適応の一覧
著者等紹介
猪越恭也[イコシヤスナリ]
1935年(昭和10年)中国・安東市(現・丹東市)生まれ。東京薬科大学薬学部卒、薬剤師。現在は東京薬科大学、明海大学歯科臨床研究所非常勤講師、中国・長春中医学院客員教授、朝日カルチャーセンター(立川)講師、日本中医薬研究会学術顧問などを勤める。後進の指導に当たるとともに、執筆や講演活動を通じて中国医学の普及に努めている。また、「日本中のお母さんに中国医学を」という思いから、「家庭中国漢方普及会」の通信教育にも力を入れている
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