出版社内容情報
田んぼを子どもの五感を揺さぶるあそびと自然体験の場に。トンボやイモリ、カエルなどの生き物や草花と、四季を通してあそぶ154のメニューを紹介。学校の生活科や地域の体験活動のガイドにぴったりの楽しい本。
内容説明
“田んぼ”は子どもの五感を揺さぶるあそびの場。春夏秋冬の農業体験と遊び一五四メニューを紹介。休耕田の一部を生き物がにぎわう池“田んぼ水族館”として利用する提案も。
目次
四月―春 「田んぼの学校」はじまりはじまり
五月―晩春 田植え。メダカ釣りに挑戦だ
六月―初夏 「田んぼ水族館」でカエル戦争
七月、八月―夏 いネの若い葉はとてもジューシー
九月―初秋 さあイネ刈り。野草の生け花も楽し
十月、十一月―秋 収穫の喜び。ニオイで田んぼ探検
十二月~三月―冬 農家の倉は不思議空間。ぐんぐん田んぼ野遊び
「田んぼの学校」の先生へのメッセージ
著者等紹介
湊秋作[ミナトシュウサク]
1953年和歌山県生まれ。都留文科大学卒業。兵庫教育大学大学院修士課程修了。理学博士(京都大学)。和歌山県の小学校教諭の頃から田んぼを用いた環境教育を展開。和歌山県熊野川町立熊野川小学校教諭などを経て、現在、(財)キープ協会やまねミュージアム館長。ライフワークのヤマネの研究のほか、環境教育、原体験教育、湿地の保護運動に情熱を注いでいる。日本環境教育学会、日本生活科教育学会、日本哺乳類学会、日本動物行動学会などの会員。著書に『ヤマネ』(いちい書房)、『ヤマネはねぼすけ?』(福音館書店)、『ヤマネって知ってる? ヤマネおもしろ観察記』(築地書館)、『森のスケーターヤマネ』(文研出版)などがある
トミタイチロー[トミタイチロー]
1945年生まれ。早大理工学部金属科卒業。技術雑誌の編集に携わった後、漫画とユーモアイラストレーターとして独立。『光の科学』(童心社)、『東京の海と河の生き物』(東京都)、『はっこう博士大かつやく』(さ・え・ら書房)などの挿画のほか、『手づくり農機傑作集』(農文協)、『いのちを感じる遊び事典』、『かがくを感じるあそび事典』、『からだを感じるあそび事典』(いずれも共著、農文協)などの著作がある
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