出版社内容情報
草を食べて乳・肉・毛・皮を生産し人間の衣食住すべてをまかなうヒツジ。飼育・種付け・分娩から毛刈り・フェルト作りを解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
15
1.観察のポイント 2.わかりやすく手ほどき 3.楽しい食べ方 4.おもしろ実験 5.知恵を発見 私はいかに現代生活に慣れているかだよね。育てて遊ぼうヒツジってまだ言えない。キクとかスイカとかヒョウタンとかカキとかならまだ言える。でもヒツジはまだ抵抗がある。人間として未熟な証拠だよね。スズキコージをもってくるのもずるいけど、捉え方もずるいよね。農文協やるよね。まだまねできないし、その域まで達していない。未熟者であることを実感した。すごいよね。なんだろうね。スズキコージだし、植物としてとらえる動物だからね。2019/07/31
はる
13
図書館本。(そだててあそぼう)シリーズ。人間の暮らしの衣食住をまかない、楽器にもなるヒツジ。ヒツジと人間のつきあいは1万年!らしい。「ペレのあたらしいふく」を子どもに読むときや、「わしらが、すいてあらってかわかしてやろう(妖精の丘が燃えている)」と唱えるときに、きっといろいろ思い出す。来シーズンは、誘われているヒツジの毛刈りに参加してみたい。そしたら、このスズキコージの絵のようなヒツジたちに会えるはず!(そだててあそびたいけれど、ちょっと無理)2014/07/01
遠い日
3
「そだててあそぼう」シリーズ28。大好きなシリーズですが、今回はちとハードルが高い。子羊を手に入れ、育てて毛を刈り、最終的には屠り、肉をいただく。解体の仕方まで載っている。ヒツジの何もかもを実際に飼うことで知ろうという試みはすばらしいですが実際にここまでできる人はそう多くはいないでしょう。いろんな条件のもとで、健康に育てるには困難多々。スズキコージさんの絵はすばらしい。2024/06/10
yumiha
3
『羊をめぐる冒険』で、羊の社会にも順位があり、その№1が種牡として雌の囲いに放り込まれて交尾を繰り返し、体重も半分に減りへろへろになってから牡の囲いに戻されて、他の牡すべてと力関係を再決定する喧嘩をせねばならないという記述があった。ほ、ほんまやろか?めっちゃ大変やんと思ったので、この『ヒツジの絵本』を読んだのだが、この本には、そんなことには何も触れられていなかった。残念。2013/02/20
ぽけっとももんが
2
新春の図書館の企画展示はもちろん羊。そこで見つけたのがこの本。「そだてて遊ぼう」ってアナタ。やっぱりうちでは飼えません。「動物のお医者さん」のプルプルのチョキやメリノー種の悪魔、モンゴルで見た血を流さない羊の解体、深夜にゲルで食べた脂っぽいけど美味しい塩煮(琺瑯の洗面器が食器だった)、いろんなことがびっくりするくらい溢れてきた。人類は一万年前から羊を飼っているのだ。ありがとう羊。2015/01/07