出版社内容情報
ふとんの真綿やハタ織の材料として大切に使われたまゆ。機械化、大量飼育されていない、組合製糸のなかった昭和初期の養蚕の話を通じて先人の労苦と知恵を学び、自給自足の大切さ、「くみあい」設立の原点を考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベル@bell-zou
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1986年刊の新装版。「これからは 石油がだんだん無くなるっちゅうし 昔のように何でも自給自足できるようにしとかんと 困るときがくるに」いま世界の現実はもっと深刻だ。>作業をする傍らに猫が丸くなっているが、去年訪れた「ねこ展」で、養蚕が盛んになった江戸時代、東北では馬よりもネズミ退治をする猫の方が高値で取引されていたと知ったのを思い出した。>メモ。●蚕が透き通る→器に入れ繭を作らせる→まゆかき(不良の繭をより分ける)→(出荷)→繭を煮ると糸がほぐれる ●組合製糸~農協の前身。養蚕家が協同で作った。2020/01/11
phmchb
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図書館本。Amazonが勧めてきたのて借りてみた。買うほどのものではないかな(( ̄_|2022/06/08