出版社内容情報
今、歯科医院に求められる「美容歯科」の正しい知識
「美容歯科」という言葉はまだ一般的ではありませんが、メディアで注目され始め、歯科医院でも関心が高まりつつあります。一方で、どこまでが歯科医業に該当するのか、判断に迷う場面も少なくありません。
本書は、美容歯科に関する法制度や歯科医業の範囲を整理し、導入を検討する歯科医院が適法に実施できるための基本的知識を解説。歯科医院の信頼と発展のための必携書です。
【目次】
第1章 美容歯科に関する法制度の知識
1 歯科医院の現状
2 歯科医院における美容歯科の範囲
3 歯科医院が行う点滴療法やキレーションの問題点
4 歯科医科併設の診療所
5 歯科衛生士・看護師の業務範囲
6 歯科医院の開設者と管理者の責任の違い
7 歯科医師に対する行政処分
8 歯科医院におけるサプリ・コスメ等の物販
9 医薬品・サプリメントの個人輸入に潜む危険性
第2章 美容歯科と医療広告規制
1 医療広告ガイドライン
2 ウェブサイト広告規制への対応
3 景表法の規制・特定商取引・消費生活センターへの相談事例
4 ブログ・SNS・動画における注意点
第3章 美容歯科の最新情報
1 美容歯科総論
2 海外の美容歯科の状況
? アメリカ合衆国の場合
? イギリスの場合
? フランスの場合
? 韓国の場合
3 自費治療誘導型問診票の活用
? セミナーの受講と臨床現場への応用の実態
? ドアノックツールとしての「自費治療誘導型問診票」
4 美容歯科医療各論
? 歯科ボツリヌス治療
? 口腔ヒアルロン酸治療
? 脂肪融解注射(脂肪溶解注射)
? 歯科プラセンタ療法
? 点滴療法(サプリメント外来も含めて)
? 血液オゾン療法
? 幹細胞培養上清治療・エクソソーム療法
? 唾液腺・咀嚼筋マッサージ(いわゆるデンタルエステを含む)
? ホワイトニングの予防歯科コンテンツとしての位置づけ
? モノスレッドリフト
? リップアートメイク
? 歯科医科連携(医科クリニックとの業務提携も含む)
第4章 歯科医院からよくある質問
Q1 審美歯科と美容歯科の違いは何ですか。
Q2 歯科医師免許ではどこまでしていいのですか。
Q3 外国では普通に歯科医師がヒアルロン酸やボツリヌスを入れているのですか。
Q4 歯科医師がボツリヌスやヒアルロン酸治療をしていいのですか。
Q5 歯科ボツリヌス治療をしてはいけない対象はありますか。
Q6 ボツリヌス製剤は菌とか毒の類と聞いたことがあるのですが大丈夫ですか。
Q7 菌が作り出したものって危ないのではないですか。
Q8 ボツリヌス製剤って美容のお薬ではないのですか。
Q9 副作用としてはどのような事項があげられていますか。
Q10 歯科ボツリヌス治療は、どのくらい治療効果は継続するのですか。
Q11 一生打ち続けないといけないのですか。
Q12 長期連用投与しても大丈夫ですか。
Q13 口腔ヒアルロン酸治療にはどんなリスクがありますか。
Q14 ヒアルロン酸治療の術後の経過はどんな感じでしょうか。
Q15 ヒアルロン酸の治療効果についてはどんな感じですか。
Q16 注入し



