出版社内容情報
新しい時代を見据えた労働基準関係法制の見直しが進められている中、労働法を取り巻く環境は刻一刻と変化し続けている。そして、現場で起きる様々な労務問題は、複合的視野を持って対応・解決せざるを得ない。
本書は、日本法令で毎月開催されている「最旬 労働法研究会【水町ゼミ】」でとりあげた最新の判例、政府報告書、国会で成立した法律等、実務家が今押さえておくべきトピックをまとめた。また、生の質問に学問的・理論的な分析を加えた回答と整理された図解が理解を深め、水町教授による労働法関連講座がダイナミックに学べる1冊となっている。
【目次】
●労働判例編
協同組合グローブ事件/滋賀県社会福祉協議会事件/一般財団法人あんしん財
団事件/国・渋谷労基署長(山本サービス)事件/学校法人羽衣学園(羽衣国際大
学)事件
●法改正・制度改革編
雇用保険法/育児介護休業法/外国人育成就労法/事業性融資推進法/
「ジョブ型人事指針」について/労働基準法制改革の方向性
●教養編
人類の歴史のなかで「働き方」はどう変遷してきたのか