出版社内容情報
深刻な人手不足をはじめとする社会情勢の変化、法制度の改正などにより、いま、高年齢労働者の労務管理は、大きな転換点をむかえているといえます。特に、定年後再雇用を機に賃金を大幅に引き下げるという従来の雇用慣行をそのまま継続することは難しくなっており、そうした制度を導入している企業においては制度の再検討が必要です。
本書では、そうした問題意識のもと、年金制度や同一労働同一賃金、雇用年齢者雇用安定法など、高年齢労働者に関連する各種法制度を解説します。そして、企業がこれからどのように高年齢者を活用し、労務管理を行っていくべきか、具体事例をまじえつつ、方針や制度設計の考え方を示します。
内容説明
深刻な人手不足、度重なる法改正で迫られる“福祉的雇用から戦略的雇用への移行”をどう進めるか?会社の方針に基づく人事制度の設計・運用と労働条件の決定等について詳解。
目次
第1章 高年齢労働者の労務管理の歴史と現状
第2章 高年齢労働者の労務管理と関連する現行の法制度
第3章 同一労働同一賃金と高年齢労働者
第4章 高年齢労働者の労務管理と方針
第5章 高年齢労働者の労務管理と制度設計
第6章 方針に基づく具体的な対応例
第7章 その他高年齢労働者の労務管理に関する諸事項
巻末付録
著者等紹介
川嶋英明[カワシマヒデアキ]
社会保険労務士。社労士だった叔父の病気を機に猛勉強して社労士に。その後、亡くなった叔父の跡を継ぐ形で、2013年に愛知県名古屋市にて社会保険労務士川嶋事務所を開業。就業規則作成変更・労務相談を中心に社労士業務を行う傍ら、「いい会社」を支援するためのコンサルティングファーム「TNC」のメンバーとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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