出版社内容情報
令和2年、新型コロナウイルスが世界中で大流行を引き起こし、企業とその社員を支援するための「雇用調整助成金」に注目が集まりました。
支給の迅速化のために特例措置がとられ、「雇調金バブル」を生み出すこととなります。
しかし、この要件緩和措置が不正の温床となり、不正申請で公表された実質企業数(個人事業主含む)は799社、不正申請総額243億4,940万円という事態を招きました(令和5年10月31日時点)。
本書では、これまで1万件超の助成金申請代行業務を行い、直近での不支給0を誇る社労士法人の代表を務める著者が
・「雇調金バブル」にあった社労士の実態
・不支給にならない、不正受給に関わらないためのポイント
を豊富な事例をもとに、テンポよく解説していきます。
ビギナー社労士からベテラン社労士まで、助成金申請におけるリスク管理の要諦が学べる1冊です。
内容説明
累計申請実績10,000件超を誇る社労士が豊富な事例をもとに要所・難所を解説。
目次
第1章 「ホワイト社労士」を「ブラック社労士」へ転落させた雇用調整助成金の功罪
第2章 助成金の不正申請で消えゆくべき社労士
第3章 雇用調整助成金の申請代行をした社労士必携!労働局調査対策マニュアル
第4章 「ホワイト」な助成金申請コンサルティング五大ポイント
第5章 知らないと不支給になる「人気の五大助成金」申請ポイント
第6章 元損保会社社員だから話せる「社会保険労務士賠償責任保険」の活用法
第7章 不正申請トラブルに巻き込まれる社労士と巻き込まれない社労士
著者等紹介
伊藤泰人[イトウヤスト]
社会保険労務士法人アンブレラ代表社員。都立武蔵高校、早稲田大学商学部卒。安田火災海上保険株式会社(現:損保ジャパン)で営業に従事し、同社を退職後、2010年4月に社労士事務所を開業。損保営業を社労士業界に持ち込む手法で、売上は開業1年後に1,000万円、5年後に1億円超を達成。事務所は現在、毎年1,000社を超える企業の助成金申請代行を行う、都内トップクラスの社労士法人。社員は30名。2015年から助成金を活用した顧客開拓のノウハウを学べる「助成金ビジネス習得講座」を開講し、加入会員が400名を超える日本最大規模の助成金講座を組織化。新事業の担当・展開にも精力的に取り組み、2022年、助成金受給診断システム「RAPID(ラピッド)」を開発。2023年、就業規則作成システム「アプロス」を開発し、開業社労士向けに「売れる就業規則作成講座」を開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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