出版社内容情報
ますます複雑化する税務調査の適正手続
国税職員向けFAQなど最新情報を盛り込み、解説をさらに深化!
平成23年の国税通則法の大改正から、早くも12年が経過した。この改正では、特に税務調査について抜本的な見直しが行われ、質問検査権をはじめ税務調査の場面でのさまざまなプロセスが法的に整備された。また、税務調査後の修正申告の勧奨制度や不服申立制度(再調査制度の創設)が整備された。これらの改正により、税理士が立会人を務める税務調査の手続が明確となったのだが、税理士サイドとしては、こうした制度をきちんと理解し、顧問先納税者の権利擁護に万全を期しているかといえば、必ずしもそうとは言い切れない面もあるのではないだろうか。そこで本書では、税理士が知っておくべき税務調査手続の法理論と対応実務の在り方について、青木丈香川大学教授・税理士が解説する。連年の税務調査・加算税等に関する税制改正等の最新情報や、新たに「税務調査FAQ(職員向け)」も盛り込み大改訂!
内容説明
ますます複雑化する税務調査の適正手続。国税職員向けFAQなど最新情報を盛り込み、解説をさらに深化!
目次
第1章 税務調査手続の概要―総説
第2章 事前通知
第3章 実地の調査
第4章 調査終了手続
第5章 附帯税
第6章 不服申立手続の概要
著者等紹介
青木丈[アオキタケシ]
現職、香川大学教授・税理士。1972年東京生まれ、2001年税理士登録(東京税理士会)。2022年4月~香川大学大学院創発科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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