出版社内容情報
人的資本経営に不可欠な情報開示の資料作り…
“見える化”のテクニックを駆使して作業効率&説得力をアップさせる!
2022年8月、内閣官房より、人材に関する情報開示を企業に求める「人的資本可視化指針」が公表されました。また、「女性版骨太の指針2023」では、プライム市場上場企業に女性役員比率の数値目標の設定と行動計画の策定に努めるよう求めています。「人的資本の情報開示」は、企業にとって重要な経営課題だといえるでしょう。
この課題に取り組むなかで、人事関係者は、労務構成や賃金などの様々なデータを分析、可視化した資料を作成し、社内外に自社の状況を説明していくことが求められます。
そこで本書は、言いたいことを一目でわからせるためのグラフ・図表の選び方や、それらをエクセルで作成する際の操作手順、説明文の書き方といったポイントを、わかりやすくかつ具体的に解説します。
内容説明
人的資本経営に不可欠な情報開示の資料作り…“見える化”のテクニックを駆使して作業効率&説得力をアップさせる!
目次
第1章 「人的資本の情報開示」と資料作りのポイント(「人的資本の情報開示」の動きと企業の対応;「人的資本の情報開示」のポイント;人的資本に関する資料作りのポイント;資料作りの進め方)
第2章 グラフによるデータの「見える化」(人的資本情報の「見える化」のポイント;エクセルを使ったグラフの作り方;棒グラフ(縦棒/横棒)の特徴と作り方
積み上げ棒グラフ(縦棒/横棒)の特徴と作り方
ヒストグラムの特徴と作り方
折れ線グラフの特徴と作り方
円グラフの特徴と作り方
散布図の特徴と作り方
箱ひげ図の特徴と作り方
レーダーチャートの特徴と作り方
この章のまとめ―グラフは何を「見える化」しているのか)
第3章 数値や表によるデータの「見える化」(数値による「見える化」;表による「見える化」;ピボットテーブルを使った「見える化」とデータ分析;ピボットグラフの活用;この章のまとめ―数値や表による「見える化」のポイント)
第4章 人的資本指標の算出と統計データ等の収集(人的資本に関する指標と算出方法;人的資本指標に関する統計データ等の収集)
第5章 人的資本に関する資料作りの事例(「人的資本の情報開示」の基本的な考え方の整理;開示情報、モニタリング情報の設定;人的資本の資料作り・報告の年間スケジュール;「人的資本に関する報告書」(社内資料)の事例
人的資本に関する資料作りを進めるにあたって)
著者等紹介
深瀬勝範[フカセカツノリ]
Fフロンティア株式会社代表取締役。社会保険労務士。1962年神奈川県生まれ。大手電機メーカー、大手情報サービス会社、コンサルティング会社などを経て、経営コンサルタントとして独立。人事制度の設計、事業計画の策定などのコンサルティング業務を行うとともに、データ分析に関する執筆・講演活動を積極的に展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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