出版社内容情報
保育者の“働きやすさ”を実現するための実務ノウハウを解説した最新改訂版!
こども基本法の成立、こども家庭庁の発足によって子どもを取りまく環境は大きく変わりました。保育園においても国の施策への対応、急速な少子化を見据えた事業運営が求められています。
3訂版では、最新の処遇改善等加算はもちろん、少子化による定員割れでの処遇改善等加算の配分のしかた、収入源を見越した賃金・評価制度への変更、保育者の専門性・質を向上させるキャリアパスのつくり方を詳解。さらに、認定こども園への移行や子育て支援の多機能化に伴う労務管理、不適切保育への対応等、最新の労務管理の実務とノウハウを解説。保育園のニーズに応える1冊となっている。
内容説明
処遇改善等加算3の最新実務。園児減少による処遇改善等加算減額への対応。キャリアパスに紐づいた賃金・評価制度。こどもまんなか社会、子育て支援の多様化・多機能化と労務管理。保育者の“働きやすさ”“働きがい”を実現するためのルールづくり。
目次
第1章 子どもを取りまく環境の変化
第2章 保育の現場における労務管理上の問題点と解決策
第3章 処遇改善等加算の基本と実務
第4章 保育園・認定こども園のキャリアパスと賃金・評価制度
第5章 働きやすい職場を実現するためのルールづくり
第6章 調査や監査に備えよう
第7章 企業主導型保育事業の労務管理と労務監査への対応
著者等紹介
菊地加奈子[キクチカナコ]
1977年生まれ。早稲田大学商学部卒。社会保険労務士法人ワーク・イノベーション代表。自身も保育園の経営を行っている経験を活かし、社会保険労務士として全国の保育園の労務管理・給与計算・処遇改善等加算・キャリアパス・人事制度構築の支援を行い、セミナーも多数登壇している。厚生労働省保育の現場・職場の魅力向上検討会委員、厚生労働省保育分野の業務負担軽減・業務の再構築のためのガイドライン編集会議委員、こども家庭庁こども誰でも通園制度(仮称)の本格実施を見据えた事業実施の在り方に関する検討会委員委員などを歴任。プライベートでは、6児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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