出版社内容情報
「大きな環境変化が起きていく時代において、日本企業が抱える諸問題を人事面から解決することができる制度は、客観的合理性があり、シンプルで社会的相当性が高い、役割・職務を基準とする人事制度が最善の方法である」(本書 序より)
■職務基準の人事制度を構築するために必要な基礎理論を整理!
■職務分析、職務編成・設計、それらに連動した評価制度の導入・運用上の留意点を解説!
3訂版となる本書では、制度構築の流れに沿い、実践的観点から構築・導入に最低限必要な設計理論を大幅に追加している。
内容説明
経営戦略と人事制度を直結させる“究極の職務給”=「役割等級人事制度」。その構築に必要な基礎理論を整理し、職務分析、職務編成・設計、評価制度の導入・運用上の留意点を、一気通貫に解説!
目次
第1章 経営学における人事管理の位置づけと人事制度をとりまく環境
第2章 人事制度構築に必要な経営管理の基礎理論
第3章 経営戦略と組織構造
第4章 役割等級人事制度導入に必要な経営戦略を理解する
第5章 プロセス・アプローチで職務を編成・設計する
第6章 役割等級制度の設計方法
第7章 賃金制度の設計方法
第8章 賞与・退職金制度の設計方法
第9章 経営管理を支援する人事考課目標管理制度の構築方法
第10章 人事考課・目標管理制度の運用 実践編
第11章 組織の再生と改革手順
著者等紹介
西村聡[ニシムラサトシ]
大学卒業後、大日本スクリーン製造株式会社で管理・企画業務を担当。その後、公益財団法人関西生産性本部に入局し、主任経営コンサルタントとして活動。平成22年6月に独立し、株式会社メディンを設立、代表経営コンサルタント。経済学修士。近畿大学非常勤講師、株式会社日本マンパワーマネジメントコンサルタント、一般社団法人日本職務分析・評価研究センター代表理事。NPO法人企業年金・賃金研究センター上席講師。日本経営診断学会、日本労務学会、経営行動科学学会、日本経営工学会、日本経営システム学会正会員、日本労働ペンクラブ会員。主として、ビジネスプロセスの構築及び変革から経営革新につながる人事制度改革、生産現場革新、業務改革の指導をする。現場を重視した実践的な指導で製造業、小売業から学校、病院まで数多くの業種の現場に立つ。平成21年日本経営診断学会第42回全国大会にて診断事例研究報告「成果主義人事制度が従業員意識に与える影響に関するー考察」で優秀賞を受賞
三浦眞澄[ミウラマスミ]
特定社会保険労務士・特定行政書士・CFP・CDA・DCアドバイザー。1994年社会保険労務士事務所を設立し独立開業。以来、会社顧問としての労務管理相談業務、年金相談業務等を中心に活動。西村聡氏の指導の下に人事コンサルタント業務も行う。(株)日本マンパワー年金コンサルタント養成講座主任講師、私立大学非常勤講師などのほか、“個人の自立と企業の活性化の架け橋”を目指すNPO法人企業年金・賃金研究センターの理事としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。