出版社内容情報
今年度から電子化する企業も。電子化するかどうか検討中の企業も。
この1冊でサクッと早わかり!
年末調整の電子化(いわゆる電子年調)とは、①従業員が控除証明書等を電子データで取得し申告書データを作成し、②勤務先がこれらデータを元に年税額等の計算と年末調整手続をデータ処理することで、年末調整にまつわる会社側・従業員側双方の事務負担を軽減しようというものです。
令和2年より国税庁「年調ソフト」が公表・運用がはじまり、また令和3年度税制改正により事前の電子化の承認申請が不要になるなど、電子年調へ移行する環境がととのいつつあります。
本書は、電子年調の本格化を前に、その概要、国税庁が提示する「電子化の4パターン」のフローと自社への当てはめ、国税庁「年調ソフト」と民間クラウドソフト(freee)の紹介・比較、国税庁Q&Aへの補足などをいち早く、簡潔に解説するものです。
自社の年末調整を今後どうしていくべきか、そのガイド役をつとめます。
内容説明
令和4年から電子化する企業も。検討中の企業も。電子年調のメリット、必要知識、一連の手順が早わかり!
目次
第1章 電子年調の概要
第2章 電子年調の導入手順
第3章 国税庁「年調ソフト」の概要
第4章 クラウド型の給与計算システムにおける電子年調の事例
第5章 年調ソフトと民間の給与計算システムの差異および選定方法
第6章 「年末調整手続の電子化及び年調ソフト等に関するFAQ」(抜粋・解説)