出版社内容情報
社労士事務所が扱う手続業務や給与計算業務は、大量のデータの短期かつ正確な処理が求められ職員の負担が大きい一方、競合先との差別化が困難な業務です。
そのため、生き残り策として、これらの業務の効率化を徹底的に追求して顧問先とのコミュニケーションを増やし、潜在的なニーズを引き出して満足度を高めることが必要となります。
本書では、こうした事務所経営上の戦略と事業継続対策としてRPAの導入を決定した著者が、得喪・給与計算・年度更新・算定といった業務ごとのシナリオ開発、運用の定着をどのように進めたのか、実際の書式や画像を多数交えて解説しています。
また、実際に得られた効果についても、具体的な数字等を示しながら解説しています。
内容説明
得喪業務、給与計算、年度更新、算定・月変からマスタ入力、公文書更新、公文書DL、メール作成が不要に!社労夢×WinActorで人とロボットによる役割分担を実現!業務効率化で価格競争に勝ち、さらに付加価値の高い業務への転換を実現する!
目次
序章 社労士業務のデジタル化とRPA
第1章 社労士業務におけるRPA活用とは
第2章 RPA導入・運用の流れと実務
第3章 社労士業務へのRPA活用の実際
第4章 RPA導入が事務所経営にもたらす効果
第5章 これからRPA導入を検討される方へ
著者等紹介
岡部正治[オカベマサジ]
社会保険労務士法人TMC代表社員。特定社会保険労務士。専門はビジネス人事労務法務で、主に企業の経営労務監査、個別労使紛争対策、就業規則対策、賃金・退職金制度、助成金の申請、ビジネス教育コンサル、ISOなどに力を入れている。近年は、AI付きOCRやRPA導入による業務効率化や勤怠管理ソフト導入支援などのデジタル化にも注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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