出版社内容情報
遺言書だけで本当に安心ですか?
4つの生前契約書で「自身の最期」を思い通りにコーディネート。
相続トラブルを回避するためには、遺言書の作成が欠かせません。
しかし現実には、遺言書だけでは思い通りにできない、さまざまな問題があります。
たとえば、「寝たきりになってしまった場合の財産管理」「認知症になってしまった場合の財産管理」
「脳死状態になった場合の延命治療を禁じる意思表示」「死後の埋葬方法の指示」などです。
本書は、数多くの相続案件に携わった著者がその経験をもとに、
生前契約書と遺言書とをセットで作成する重要性を説くものです。
終活や相続発生後の不安を抱える方が、自身の最期を思い通りにコーディネートし、
心やすらかな高齢期を過ごすための1冊となっています。
改正民法にもバッチリ対応した「新版」です。
内容説明
財産管理等委任契約書、任意後見契約書、尊厳死宣言書、死後事務委任契約書+遺言書。4つの生前契約書で「自身の最期」を思い通りにコーディネート!
目次
序章 相続対策をはじめましょう(なぜ生前契約書が必要なのか;なぜ相続対策は遺産分割対策から始めるのか)
第1章 終活に必要な生前契約書(遺言書だけでは高齢期の問題は解決しない;なぜ終活プランに生前契約書が必要なのか ほか)
第2章 生前契約書と遺言書の関係(遺言できること、遺言できないこと;自筆証書遺言は書かないほうがよい ほか)
第3章 生前契約書と遺言書を書いておきたい人(遺言書自体が相続トラブルになる人;生前贈与が原因でもめる人 ほか)
終章 相続対策とまとめ役(相続にはまとめ役が必要;相続は感情と勘定の問題)
著者等紹介
後東博[ゴトウヒロシ]
(有)愛知財務コンサルタンツ代表取締役。愛知総合相続相談センター所長。愛知老朽アパート・不動産法人化研究所理事長。後東博相続コーディネーター塾塾長。相続コーディネーター。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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