出版社内容情報
「在宅就業障害者支援制度」とは、
自宅や福祉施設等を利用する障害者に仕事を発注する企業に対して、
特例調整金、特例報奨金が支給される制度ですが、
厳しい要件等が理由で十分に活用されていないのが実情です。
しかし、現在、障害者の雇用・就業の推進が国を挙げて議論されている中で、
本制度の普及や活用についても課題として取り上げられているため、
今後の動向が注目されています。
また、企業に対して障害者や福祉施設等への仕事の発注を
企業の法定雇用率に加算する「みなし雇用制度」の導入についても考えられ、
福祉的就労の拡充も期待されます。
本書は、障害者や企業、支援団体および関係者等に
「在宅就業障害者支援制度」を周知、活用、理解してもらうため、
知識やノウハウをまとめた書籍です。
他の支援団体の事例やコラムを多数盛り込み、
障害福祉を専門としている大学教授等による解説も収録しています。
目次
●障害者雇用を取り巻く環境と在宅就業障害者支援制度への期待
●在宅就業障害者支援制度の概要
●制度の活用メリットとインセンティブ
●制度の活用実績と具体事例
●在宅就業支援団体の登録と応用
●制度の普及・活性化と障害者就労の展望
●巻末資料
内容説明
障害のある方やその家族、発注企業、支援団体等に周知・理解・活用してもらうために、知識やノウハウをまとめた1冊!
目次
第1章 障害者雇用を取り巻く環境と在宅就業障害者支援制度への期待
第2章 在宅就業障害者支援制度の概要
第3章 制度の活用メリットとインセンティブ
第4章 制度の活用実績と具体事例
第5章 在宅就業支援団体の登録と応用
第6章 制度の普及・活性化と障害者就労の展望
巻末資料
著者等紹介
出縄貴史[イデナワタカシ]
株式会社研進代表取締役。慶應義塾大学卒、三井住友海上火災保険(株)に27年間勤務。2005年4月より現職。福祉分野に企業的営業手法を導入、永年の発注企業であるホンダとの取引を中心に「いのちの森づくり」プロジェクトや施設外就労、福祉施設自主製品の販売促進等、事業の多角化を推進。現場からの問題意識を踏まえた提言活動にも注力している
吉田岳史[ヨシダタケフミ]
社会福祉法人東京コロニー勤務。法政大学卒、(株)日本旅行勤務等を経て1999年より現職。2005年より在宅就労グループ「es‐team(エス・チーム)」マネージャー。翌年、在宅就業支援団体登録と同時に専任管理者となる。現在、多機能型就労支援事業所「東京都葛飾福祉工場」にて障害のある従業員の在宅就労推進に従事。社会保険労務士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。