内容説明
人を増やさず、仕事量を減らさず、うつを減らす。新労災認定基準・裁判例・各種統計データ等、最新の情報と相談事例、厚労省指針・手引きをもとに、現場で活躍する医師が具体的・実践的に明かす。
目次
序章 なぜメンタルヘルス対策は難しいのか―まったく異なる2つの「うつ」の事例から
第1章 企業における心の健康問題の実態―増え続ける心の健康問題の現状と今後
第2章 心の健康問題を発生させない職場づくり―「メンタルヘルス指針(4つのケア)」の使い方(新メンタルヘルス指針と4つのケア;セルフケアのポイント ほか)
第3章 療養中の社員に対する職場復帰支援の方策―「職場復帰支援の手引き」の実践的活用法(病気休業開始時および休業中のケア;主治医による職場復帰可能の判断 ほか)
第4章 職場対応が困難な心の健康問題への対処法―事例から学ぶ、対応が困難な心の健康問題の特徴と対策(現代型うつ病;パーソナリティ障害 ほか)
著者等紹介
吉野聡[ヨシノサトシ]
吉野聡産業医事務所所長・精神科産業医。1978年神奈川県生まれ、2007年筑波大学大学院博士課程修了。博士(医学)、精神保健指定医。産業精神医学と労務管理に関する法律が専門。東京都庁の産業医として休業労働者の職場復帰支援に携わった後、民間病院でうつ病の患者さんの職場復帰支援プログラムを創設。筑波大学医学医療系助教授を経て、2012年7月に吉野聡産業医事務所を開設、各企業・団体で予防的メンタルヘルス活動に広く従事する。日本精神神経学会精神科専門医、日本スポーツ精神医学会監事
松崎一葉[マツザキイチヨウ]
筑波大学医学医療系教授。1960年茨城県生まれ。1989年筑波大学大学院博士課程修了。医学博士、精神保健指定医。産業精神医学・宇宙航空精神医学が専門。労働者のストレスに関係した研究成果を広く社会還元するために、労働者のメンタルヘルスから宇宙飛行士の選抜まで幅広い分野で疾病の発生予防活動に取り組んでいる。日本精神神経学会指導医、日本産業衛生学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobuko
incognito



 
               
              


