内容説明
10年間の税制改正、財産評価通達の改正などすべてを取り込んだ改訂版。一般の納税者の方々にとって必要な相続に関する民法の手続きや必要書類の見方、取り方、遺産分割の方法と書類の書き方、遺言書がある場合の手続きなどを説明し、相続税と贈与税については、その仕組みや税金の計算方法、財産の評価方法をできるだけやさしい平易な用語で解説をしている。さらには税理士、公認会計士の方々をはじめ税に携わっている専門家に向けて、相続税の申告のノウハウについて必要書類の収集方法、申告すべき財産の確認と評価方法、評価計算書の記入例、申告書作成の手順と記載例、延納及び物納についての必要書類とその記載例を示している。
目次
第1章 相続って何ですか(相続は、財産を貰うこと(財産承継)
遺贈は、遺言で決まる ほか)
第2章 まず、足元をかためて(相続税の仕組み)(相続税を課税する理由;税金を勝手に計算した時代がありました(取得者課税方式) ほか)
第3章 贈与は、恐くない(贈与税の仕組み)(何時貰っても税が追いかける(納税義務者)
財産も同じだ(課税財産) ほか)
第4章 さあ、あなたの家の相続税を計算しましょう(何事も、まず予定を立ててから取り組むべし;警察みたい(戸籍調べ) ほか)
付章 相続税申告のための書式
著者等紹介
岩下忠吾[イワシタチュウゴ]
昭和19年生まれ、昭和43年富士短期大学卒業、昭和46年税理士試験合格、昭和48年7月税理士登録。東京地方税理士会学術研究部々員、東京地方税理士会消費税対策特別委員会委員を経て現在は、岩下税理士事務所々長、産能短期大学講師、東京地方税理士会税法研究所主任研究員、千葉県税理士会税法研究所主任研究員、日税連税制審議会専門委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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