内容説明
本書の第1章においては、まず、欧州労使協議会に関する指令を理解する前提としてEUの発展経緯、機構、立法手続き等について簡潔に紹介。第2章では、指令の背景と概要を、第3章では、紆余曲折のあった指令成立までの経緯を記述した。第4章では、指令の内容について詳述。最後に第5章で、既に現実に欧州労使協議会を設置している企業における状況を紹介している。
目次
第1章 EUの労働社会政策概論(EUの発展;EUの諸機関 ほか)
第2章 欧州労使協議会とは何か(背景;欧州労使協議会の必要性 ほか)
第3章 欧州労使協議会指令成立までの経緯(フレデリング指令案(1980年)
欧州労使協議会指令案(1990年) ほか)
第4章 欧州労使協議会指令の内容(指令の構造;目的 ほか)
第5章 指令の実施へ向けて(既存の欧州労使協議会の動向;既存の自主的な欧州労使協議会の構造 ほか)