日本の古典はエロが9割―ちんまん日本文学史

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

日本の古典はエロが9割―ちんまん日本文学史

  • 大塚 ひかり【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 日本文芸社(2016/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 26pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537261431
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

お堅いイメージで敷居の高い古典文学。だが、実際は、「本当はエロい」話の宝庫!古典文学に「裏口」から迫る文学入門。お堅いイメージで敷居の高い古典文学。だが、実際は、「本当はエロい」話の宝庫! 本書は、古典文学の性愛にまつわる内容に焦点を当ててライトに紹介しながら、その魅力に「裏口」から迫る文学入門。『古事記』『源氏物語』などメジャーな作品から、近松や西鶴、さらには近世の奇談集などあまり知られていないものまで、ありとあらゆる性模様が展開される本書を読めば、エロ、グロ、BL、なんでもありの性事情と、日本古典文学の全貌がすべてわかる!


はじめに

第一章 
性=生=政の時代 日本神話のちんまん模様
歌コラム その1

第二章 
「まん葉」時代のエロスは底抜け
歌コラム その2
第三章 
『源氏物語』――奥ゆかしさの裏の過激なエロス
第四章 
仏の道もちんまん ゆるい日本仏教のセックス観

第五章 
エロスとホラーは紙一重 近世の不条理な性愛話
歌コラム その3

おわりに

ちんまん年表
参考文献一覧

大塚 ひかり[オオツカ ヒカリ]
1961年生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。平安朝古典を題材にした『愛はひき目かぎ鼻』や『源氏物語愛の渇き』などの著作で作家としての地位を確立。 性・恋愛や風習などに焦点を当てることで古典への敷居を低くし、文学と人間模様のありのままを伝えている。著作に『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』など多数ある。

内容説明

古典文学の神髄は、性愛にあり!神々はセックスで国を生み、貴族たちは不倫乱倫にうつつをぬかす。バチ当たりな坊さんたちの弾けた性…底抜けエロス、フルスロットルの文学史!!54のヒメごと。

目次

第1章 性=生=政の時代 日本神話のちんまん模様(セックスのやり方を教えてくれる神話―『古事記』;ちんを切るか、まんを焼かれるか―『古事記』『日本書紀』 ほか)
第2章 「まん葉」時代のエロスは底抜け(モンローウォークの豊満美女―『万葉集』;竹取翁はスケベな養父?―『竹取物語』『捜神記』 ほか)
第3章 『源氏物語』―奥ゆかしさの裏の過激なエロス(セックスのしすぎで死んだ?―エロの破壊力―『源氏物語』『栄花物語』;今なら犯罪 ロリコン貴族―『源氏物語』『今鏡』 ほか)
第4章 仏の道もちんまん ゆるい日本仏教のセックス観(女を男にする方法―『昨日は今日の物語』;権力者は親も子も総嘗め―『醒睡笑』『とはずがたり』『富家語』 ほか)
第5章 エロスとホラーは紙一重 近世の不条理な性愛話(愛はホラー―『東海道四谷怪談』;裏切る男を女が追いつめる道成寺型説話―『曽呂利物語』『諸国百物語』 ほか)

著者等紹介

大塚ひかり[オオツカヒカリ]
1961年横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

17
仕事があまりに暇で、残り140頁ほどを読み終えてしまった。題名に偽りなし。自分の知らない日本や中国などの古典が(エロや性愛に限っても)実に多いことに、今さらながら思い知った。今も夜毎日毎、性愛絡みのドラマが繰り広げられているのだろう。古代や平安時代や中世に壮絶な営為があったって、もしかして(性愛の進化の趨勢からして)現代のほうが凄まじい実態があるに違いない。要は、そうした実態を見透す目なんだろう。頑張らないと(って、何を?)!2018/06/18

sheemer

11
全部読みきらないうちに書いている。テレビ「知恵泉」の紫式部の回に「古典エッセイスト」として作者が出ていて、ふとAmazonをみるとUnlimitedにこれがあったので手を出した。エロ、ちんまんから古典を捉えた本で、「やっぱりだよな」という感じで、原文から精緻に読まないとここまで読みきれないな、と思うと、再度源氏物語原文に手を出してますw。古典の解釈はちゃんとしてると思うので、読む価値あると思います。2019/07/10

犬養三千代

8
相変わらず、大塚さんのタイトルのセンセーショナルなこと! 編集者のかたのアイディアなのかなぁ? 古事記に始まり江戸時代のエロエロな西山物語、浅間嶽面影草紙、逢州執著譚(この三冊は初見)まで。網羅されている古典の幅の広さに驚く。読みやすくいずれは原典をと想わせられた。2018/06/26

穂高結実

4
飽きた2019/08/27

K K

3
抱腹絶倒!いやー、昔の日本人、頭おかしいでしょ?(笑)というより、鷹揚でいいなあと。現代人はつまらないね、男も女も。一夫一妻は嫌だけど一夫一妻か一妻多夫なら平安時代に生まれたかったな。 処女に萌えない男たち、いいねー。源氏物語検証が面白い。 ブスを愛する人が一番エロいというのは納得。『容姿の端麗さは天から授かる。ことば巧みは、師から学ぶ、色好みは違う。』名言ですわ。 身代わりと不倫の中に『誰しも代替可能で、かけがえのない人なんていない』というテーマを見る。 好きな女とできない薫が一番エロチックかも。2017/07/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10802615
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品