内容説明
地図と写真で読む日米決戦の全貌。
目次
序章 太平洋戦争前史
1章 開戦
2章 東南アジアでの快進撃
3章 戦線拡大
4章 戦局の転換
5章 玉砕の太平洋
6章 日本に迫る米軍
7章 大日本帝国の終焉
8章 日本の復興とアジア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すきま風
8
社会の授業で当時から好きな単元だったなと思い出す。特攻平和会館に行ってから、その割には戦争のことをちゃんと知らないと気づき借りてみた。教科書では書かれない事も沢山知れて興味深い内容。負け戦と分かっていても、天皇さえ、誰もそれを止めることができなかった時代。その結果、多くの兵士、巻き込まれた現地の人々、勉学に励んでいた招集された学生達、食料不足に苦しむ国民が亡くなった。そして2度の原爆投下。国が勝利という嘘の戦況を伝えていた状況下、残る資料も事実なのか怪しいものが沢山あるのかもしれない。戦争の無意味さよ。2019/04/27
もも
7
『10万個の子宮』を読んでそしてこの本を読んである思いを抱き、そして強くした。国とは何だ、ということだ。国民を守ってくれるものだと思っていた。いや事実昔も今もその側面はあるままだろう。しかしこの人として生まれ、生き、思考し、一人の人間である、その人間を国民であるという理由で突然死に向かわせてしまう国の大きさに気づいてしまった。気づきたくなかった。『教団X』での誰かの台詞をうろ覚えながら思い出す。集団で一つの目的に熱狂することは気持ち良い、のだと。事実そう思う。天皇陛下万歳、と大声で集団の中で叫ぶことは→2018/10/24
一条 蓮
0
満州事変から日中戦争へ、そして真珠湾攻撃を経て太平洋戦争が始まり、二度の原爆投下により無条件降伏に至るまでの太平洋戦争史を日本の視点から語る。図解や写真資料も豊富で、とてもわかりやすい。小・中学生のころに学んだ歴史の教科書よりは、ずっと詳しく、俯瞰して太平洋戦争(第二次世界大戦)を知ることができた。2021/01/17
-
- 和書
- OD>ルターとカルヴァン