目次
第1章 とことん結果にこだわる!―マキャベリ式成功するための手段(結果がよければ手段は関係ない;出世するためには「話術スキル」も重要;自分の欲望を肯定する ほか)
第2章 自分自身の確信と力をもつ!―マキャベリ式人の心を動かすための手段(重要なのは“尊敬できる人”だと思わせること;自分で決めた約束は必ず守る;責任をとらない上司に従う部下はいない ほか)
第3章 多角的にとらえて他者を見る!―マキャベリ式本質を見抜くための手段(人間は利己的な生き物である;自分の能力を過大評価しない;嫌な人間のほうが得をする ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
22
マキャベリの君主論は君主としてどのように権力を行使し、国を治めるかを論じたものである。その中には、民衆と言うものは頭を撫でるか、消してしまうかそのどちらかにしなければならないとか、支配者は狐のごとく狡猾でライオンの如く獰猛でなければならない。支配者が善良であると滅びてしまうからだと言っている。 マキャベリの時代は小国が乱立し、統率力のあるリーダーが渇望されていたため、非常でも強引でもいいから国を統一して繁栄させたいと言う愛国心があったからだと著者は言う。2019/05/17
袖崎いたる
5
存在意義を疑ってしまうような内容の本。言ってしまえばキレ味が悪い。後味はなおさらに。マキャベリに直接当たった方がいい。グラスに注いで一晩放置したぬるいビール。2018/07/10
元気ハイター
2
自分がお人好しなだけに、自分を基準にして人を測ることは良くないと思っていました。そしてこれを読んで確信に変わりました。人は利他的な面もあるとは思います。が、大部分は自分自身の為に行動しているという事実を受け入れたいです。自分の思い込みで、損したり怒ってばかりでは疲れてしまいますから…人間そんなもんと割り切ることは大事ですよね。2013/09/10
Mr.Y
0
書名が気になって購入。内容は特に新たな知見があったわけではないが、ビジネスとして、仕事を進める際の心構え構えが書かれている。2017/01/30
ふーいえ
0
タイトルからしてもっと殺伐とした感じかと思いましたが読みやすい本です。2015/05/09