伸びる人のデータの読み方、強い組織のデータの使い方―全日本女子バレーボールチーム・アナリストが教える情報戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537260090
  • NDC分類 783.2
  • Cコード C0030

内容説明

全日本女子バレーボール復活を支えた勝つためのデータ戦略。収集、分析、戦略立案から見せ方、伝え方まで、個を伸ばし、組織を強くするデータの使い方。

目次

第1章 「データ」を制するものが、勝負を制する(ロンドンオリンピック銅メダルへつながった「心を動かす」データ戦略;28年ぶりのメダルをもたらした、4年前の目標設定 ほか)
第2章 情報は鮮度と精度がカギ勝つためのデータ収集法(「いま役に立たない情報」を大事にする;情報の素早い提供が個々のスキルアップに欠かせない ほか)
第3章 組織を強くするデータ分析、戦略立案(相手の意思決定を惑わす方法;相手の想定外を増やし、自分の想定外を減らす ほか)
第4章 組織を動かすデータの伝え方、見せ方(「現場の単位」に変換すると、受け手の理解がより深まる;個人より組織全体のデータを先に見る習慣 ほか)

著者等紹介

渡辺啓太[ワタナベケイタ]
プロバレーボールアナリスト。全日本女子バレーボールチームチーフアナリスト。1983年東京生まれ。浅野中学校入学後、バレーボールを始める。専修大学ネットワーク情報学部在学中に柳本晶一監督率いる全日本女子チームのアナリストに抜擢。2008年には北京オリンピックを経験。日本のバレーボールアナリストでは初めて日本選手団役員としてチームに帯同した。眞鍋政義監督就任後もチーフアナリストとして活躍。2010年1月よりイタリア・セリエA1のノヴァーラにデータバレー留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゲオルギオ・ハーン

21
2013年発行ということを感じさせないほど普遍的な内容の一冊。著者は2006年から16年まで全日本女子バレーボールのデータ分析スタッフをしていた。驚いたのは対戦相手のデータ収集でも外注せずに自分で試合を見て、集計していたことと分析手法も独自に開発していたことでした。収集した情報をどう加工すればチームのためになるかをとても考え抜かれた方で、その手法は海外からも評価され、積極的に他国のスタッフとも交流して分析手法を磨かれていたそうです。他チームとは違う指標を導入した辺りマネーボールと共通するものを感じました。2021/04/12

左手爆弾

1
バレーボールのデータの読み方と伝え方について、ロンドン五輪の女子チームを中心に語られる。ある能力を測るためにどのようなデータをとればいいのかという問題から、データの伝え方やタイミングまで。情報の取り方(レセプションの評価など)は人によって異なり、粗さもあるので、一次情報が大事。データと結びつけられた細かい評価指標を作り、自分の長所を伸ばし、相手の短所を突く。いちいち「ビジネスでも同じだ」とか入れる必要があったのかと言われるとだいぶ疑問だ。2021/08/05

紫木蓮

0
☆データを扱う上での注意点など。わかりやすいかな。選手とかわらないくらいの力をかけているのだろうと思う。この仕事を何年も何年も続けるのはとてもしんどそう。2014/01/22

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