内容説明
特捜部捜査の裏にある国家支配をめぐる権力闘争。不当な捜査を体験した3人が、検察の腐りきった実態を明かす。
目次
第1章 政権交代前夜、国家支配をめぐる暗闘―『小沢事件の真相』(「陸山会事件」とは、いったいなんだったのか;無実の人間を罪人へと仕立てる恐怖のシステム ほか)
第2章 私を嵌めた検察・メディア・政治家の陰謀―『鈴木宗男事件の核心』(明らかになってきた証人たちへの不当な取り調べ;鈴木宗男事件と小沢事件の共通点 ほか)
第3章 潰された21世紀の総理候補―『リクルート事件の闇』(突然行われた特捜部の一斉強制捜査;検察官は都合のいいように調書を作ろうとする ほか)
第4章 検察に狙われた政治家たち―鼎談・鈴木宗男・松木謙公・石川知裕(調書をめぐる検事との厳しいやりとり;特捜部の狙いは、政治生命を絶つこと ほか)
著者等紹介
鈴木宗男[スズキムネオ]
昭和23年、北海道足寄町生まれ。拓殖大学在学中に故・中川一郎衆議院議員と出会い、同氏の秘書に。昭和58年衆議院議員選挙に初当選。第二次橋本内閣で北海道・沖縄開発庁長官、小渕内閣で内閣官房副長官を歴任。平成14年、外務省をめぐるスキャンダルに巻き込まれ、あっせん収賄他で逮捕。平成17年、「新党大地」を結成。平成21年、衆議院外務委員長に就任。その後、懲役2年の実刑判決を受け、服役。平成23年12月に仮釈放、「新党大地・真民主」を立ち上げ、代表就任
松木謙公[マツキケンコウ]
昭和34年生まれ。北海道出身。青山学院大学在学中より、藤波孝生衆議院議員の秘書となる。平成15年衆議院議員選挙に初当選。平成21年衆議院議員選挙では、小選挙区より3期目の当選。国会対策筆頭副委員長や農林水産大臣政務官などを歴任。菅政権誕生以来、ときの菅総理と民主党執行部を批判し続け、平成23年6月の菅政権に対する内閣不信任決議案に賛成票を投じ、民主党を除籍される。現在、「新党大地」幹事長
石川知裕[イシカワトモヒロ]
昭和48年、北海道足寄町生まれ。衆議院議員。早稲田大学在学中より、小沢一郎邸に住み込み、大学卒業後は私設秘書として働く。平成19年に繰り上げ初当選。平成22年1月、いわゆる「陸山会事件」に巻き込まれ、政治資金規正法違反容疑で逮捕、同年2月に起訴、民主党離党。東京高裁での控訴審は、平成25年3月に判決の予定。先ごろ、平成24年末の衆議院議員総選挙で3期目の当選を果たす。衆議院農林水産委員会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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