目次
第1部 孤独の飲み飯(「チャーハンde焼酎ロック」;「カツオde日本酒」;「とんかつdeビール」;「大相撲de焼き鳥ビール」 ほか)
第2部 今夜もひとり居酒屋で(「野球オヤジ」;「寝る間を惜しんで飲む人々」;「ワインバーの淑女たち」;「食い過ぎる客」 ほか)
著者等紹介
久住昌之[クスミマサユキ]
1958年、東京都三鷹市生まれ。法政大学卒業。美學校で赤瀬川原平に師事する。81年、泉晴紀(現・和泉晴紀)と組み、泉昌之として漫画家デビュー。作品に『かっこいいスキヤキ』、『食の軍師』など多数。99年、実弟の久住卓也とのコンビ、Q.B.B.で発表した漫画『中学生日記』で第45回文藝春秋漫画賞受賞。同名で『とうとうロボが来た!』なども発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホークス
36
酒とサカナと飲む楽しみの話。子供っぽいホンネの自分と、それを叱る硬派なタテマエの自分の掛け合いが面白い。チャーハンに合うのは焼酎ロックだと証明するのに、他の酒との相性をクサす(ビールだと腹が張る、ウイスキーには味が弱い)。こういうちょっとした遊びも楽しい。缶ビール片手にシウマイ弁当の攻略法を検討したり、焼きおにぎりとタクワンを囓りつつ日本茶割りを啜る等、著者らしい拘りに和む。著者お気に入りの炭水化物系ツマミが美味そうで、当然カロリーは無視。「思い込みがあなたの人生を豊かにする」との示唆に激しく同意。2017/08/24
Syo
27
面白い。 同じような本を2冊 買っちゃったけど いい。2020/10/11
幹事検定1級
24
こよなく酒と肴を孤独に愛するお話。個性あふれる書きっぷりと飲みっぷりです。別作者のラズウェル細木さんの「酒の細道」に出てくる主人公をどうしても読みながら思い浮かべてしまいます。 庶民的な酒飲み、最高です。(図書館本)2015/06/30
ふらん
19
タイトル見た瞬間に「本に呼ばれた」と思った。酒とエサのより良い組み合わせ(例、水割りにはツナトーストサンド、とんかつにはビール等)を考えに考え抜いたユルイ本。昼読んだら、仕事を放棄すること間違いなしの素敵な一冊。2015/09/16
夜兎
11
一気に読んでしまった。女なのにこんな本読んでてごめんなさい!2016/10/18