一瞬でわかる日本と世界の領土問題―民族、国家、そして資源・エネルギー

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784537258400
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C0033

内容説明

民族主義、植民地・戦争の記憶、そして資源・エネルギーへの飽くなきテクノロジーの進歩…!世界各地で争われ、また、日本と近隣諸国との間でも熱を帯びる「領土問題」の歴史と現在、その本質がよくわかる。

目次

第1章 「領土問題」の基礎知識
第2章 日本の「領土問題」
第3章 アジアの「領土問題」
第4章 中東の「領土問題」
第5章 ヨーロッパ・ロシアの「領土問題」
第6章 北南米・アフリカ・南極・北極の「領土問題」

著者等紹介

高橋和夫[タカハシカズオ]
国際政治学者。福岡県北九州市生まれ。大阪外語大学ペルシア語科を卒業、コロンビア大学国際関係論修士。クウェート大学客員研究員を経て、放送大学教授。放送大学のチャンネルで『現代の国際政治』と『世界の中の日本』などが放送中。日本を代表する中東研究者の一人

川嶋淳司[カワシマジュンジ]
静岡県浜松市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。クウェート大学に留学後、放送大学大学院文化科学研究科を修了(修士)。駐日クウェート国大使館職員、在イエメン日本国大使館専門調査員などを経て、放送大学教養学部非常勤講師および同大学院文化科学研究科教育支援者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

21
内容が内容だけにどちらかに片寄った物かと思いきや意外にも中立的に書かれてます。ただ、海外の問題はもう少し歴史的背景を掘り下げてもらいたいです。2011年6月刊行なので改訂版がでないかなあ。2017/05/21

えっくん

9
★★★★☆日本に関する領土問題だけでなく、世界各地の領土問題についても解説されており、その多さには驚かされます。アジア地域の領土問題のほとんどが、中国が絡んでいるのですが、本書については当該地域の双方の言い分も記載されており客観的な立場で紛争の経緯が理解できます。今や北極や南極に至るまで資源確保のため各国が領有権を主張しており、いったん他国に実効支配されてしまうと、平和的解決も困難な状況に陥ってしまうことは、竹島、北方領土でも明らかであり、手遅れにならないよう十分な対策を練っておく必要性を感じます。2013/01/04

白義

7
領土問題の客観的かつ包括的で、しかも凄く分かりやすい入門書としてイチオシ。日本やアジア、中東だけでなく、ヨーロッパやアフリカに南極北極まで、領土問題はあらかた一連の経緯を、双方の立場を併記する形で解説。領土問題の原因、激化に解決法や、実際に解決した例まで触れてあるのがなおよし。国際司法裁判所だけでなく、当事者の妥協と譲歩で解決する事例もあるが、それには国内の余裕と政治の安定性が不可欠なのだとか。どちらも今の日本には厳しく、当分は領土問題冬の時代になりそう2013/01/04

たま

3
双方の主張が有り、それぞれの民族、歴史背景あり、一筋縄でいかないことを理解。2021/05/13

まちだまちお

1
★3.0 あっちでもこっちでも領土問題が起こっているが、どちらの主張が正しいのか?新聞などの記事を読んで一方的に憤るのではなく、歴史を知り、真実を知って自分の見解を持つことは大切だと思い読んでみた。 この本を読んだ限りでは、現状では沖ノ鳥島は負け、竹島と北方4島と尖閣諸島は勝ちだと個人的には思った。*あくまでもこの本を読んだ限りでの個人的な見解です。政治的な思想・意識はまったくありません。2012/03/29

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