内容説明
やさしい物語形式だから、全体の内容がスッキリ頭に入る。名場面・名句の完全網羅で、西洋文明の土台がわかる。新約から始める独自構成で、聖書をひも解く、きっかけがつかめる。
目次
新約聖書編(イエスの生涯と奇跡;たとえ話とイエスの教え;イエスの教を広めた使徒の戦い)
旧約聖書編(天地創造とイスラエルの民の誕生;モーセの出エジプトと十戒;聖戦を指揮したヒーロー、ヒロインたち;ダビデの威光、ソロモンの栄華)
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年、大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科を卒業後、同大学院博士課程を修了。1965年から85年まで、気象大学校教授を務める。仏教を中心に宗教をわかりやすく説く啓蒙家として知られる。難解な仏教思想を、逆説やユーモアを駆使してやさしく語る語り口は、年齢・性別を超え、幅広い支持を得ている
中見利男[ナカミトシオ]
1959年、岡山県生まれ。作家、ジャーナリスト。該博な知識と徹底した取材力、そして斬新な視点を駆使し、小説、ドキュメンタリー、評論、解説書などを数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まめ@暫くイン率落ちます
35
なんとか年内に読了。このバイブルは新約聖書→旧約聖書と時代を遡る面白い形式。ナザレでの受胎告知から磔刑に至るまで、またアダムとエバからヨシュア記まで要所を的確に解説していく。入門書らしく割愛されてる部分も多数だがカバーにある通り本当に分かりやすくおすすめ。来年は本格的なスタディ聖書を読破したい。その読破へ向けて予備知識蓄え。 今年は聖書が納め本かな。2018/12/30
さり
10
わからないことが知れて、聖書の内容もわかっておもしろい ミライon2024/12/13
ぱに
0
初っ端の、トリノの聖骸布の写真にびびる。こんなはっきりひげのおじさんが写ってるのかー。来年(2015)公開とかやっぱ激アツですね。前ツアーで、聖骸布をヴェロニカの布って言っちゃったんだよね。違くて、十字架降架後のイエスをくるんだのが聖骸布なんだよね。訂正したくても後の祭りです。ごめんなさい!内容で、次活かせそうなのは、パウロの書簡。前ギリシャ行った時、聖書持って行ったはいいけど、長いパウロの書簡のどこ読めば良いか迷ってしまったので、この本にも載ってるところを今度は読めば、間違いないかなーと思います。2014/11/29
kiriya shinichiro
0
新訳から解説されているのは、なぜだろう……世界一わかりやすいかどうかは別として、さっくりと有名エピソードを並べているので読みやすい。むしろ深く掘り下げられてないぶん、手がかりにして原典に向かえる気がする。一ページコラムは不要かも。2013/12/17
karasu
0
西洋画を見るための知識が少しは増えた予感。2012/02/12