内容説明
新しい時代を見据えた改革を断行し、「地方から日本を変える」ことに成功した雄藩のパワー。その知られざる歴史を明かす。
目次
加賀藩(前田家)―家康より利家が天下に近かった
薩摩藩(島津家)―全国の武士の一割は薩摩藩士
仙台藩(伊達家)―家康より秀吉と波長があった伊達政宗
尾張藩(徳川家)―金の鯱の名古屋城は長く日本一の城だった
紀州藩(徳川家)―暴れん坊将軍は紀伊の名君だった
熊本藩(細川家)―日本一の有名藩校だった「時習館」
福岡藩(黒田家)―御家騒動が相次ぐが学術は発展
広島藩(浅野家)―商売上手といわれた経済運営の秘密は
長州藩(毛利家)―徳川慶喜からも誉められた首尾一貫
佐賀藩(鍋島家)―最後に登場して薩長土肥四藩の一角にくい込む〔ほか〕
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
昭和26年9月24日滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部卒。フランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通商産業省大臣官房情報管理課長などを歴任後、現在、作家・評論家としてテレビなどでも活躍中。徳島文理大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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