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学校で教えない教科書
面白いほどよくわかる親鸞―人間の弱さを救う他力思想を読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537255867
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0015

目次

第1章 親鸞の教えを現代から読み解く(現代の末法を救う存在は;エゴイズムが世界を覆う ほか)
第2章 苦難と激動の日々―親鸞の前半生(末法の世に生を受ける;幼少から出家に至るまで ほか)
第3章 静かなる思索の日々―親鸞の後半生(越後に流された親鸞;非僧非俗の生活を送る ほか)
第4章 高邁深遠な親鸞の思想を読む(阿弥陀仏;聖道門と浄土門 ほか)
第5章 親鸞に連なる七高僧の系譜(龍樹;天親 ほか)

著者等紹介

菊村紀彦[キクムラノリヒコ]
1924年、東京都出身。東洋大学大学院仏教学科修士課程修了。「浄土教学」「空性論」専攻。日本仏教思想研究所長を歴任し、現在、日本仏教学院長、寂光山檀林寺管主、日本仏教書道研究会長。国際的にも仏教哲学者と評価されており、『SINRAN』を英訳。また、音楽家としても活躍。NHKの音楽番組の構成、オペラやミュージカルの演出などを手がける。1943年以来、シャンソンの普及に尽力、日本の歌曲の研究家として実践。CD制作「人生の詩」(コスモス)、ビデオ「親鸞聖人の歩いた道」(小学館プロダクション)など。現在、東京シャンソン協会会長、日本音楽学会会員、ロマン・ムジカ主宰

田中治郎[タナカジロウ]
1946年、宮城県出身。文筆家。日本ペンクラブ会員。横浜市立大学卒業後、出版社に勤務して主に児童書、仏教書の編集に携わり、現在は、仏教書、エッセイなどの執筆や講演活動にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりにゃ

3
現代人の精神にズバリと切り込んでくる『はじめに』からして、読者の心を掴む。ひとりの人間・親鸞の生き方を、厚みのある文章で、分かり易く解説してくれる良書。日々生きるのが精一杯で、とても修行する余裕が無い弱者こそが救済されるべき、それこそが宗教の在り方とした、心優しく真摯な生き方。感情も理性も弱者に寄り添い続け、その人間性も魅力に富む、親鸞夫婦を主人公にした大河ドラマが観たいと思った。しかしながら思想・信条・宗教の自由というのは、つくづくありがたいと実感。感謝報恩こそがその生を豊かにする、というのには同感だ。2015/06/16

本まーちゃん

0
なるほどワード:阿弥陀仏について。八正道。教行信証。自然法爾。

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