パンドラ新書
野暮な人 イキな人―江戸の美意識「イキ」で現代を読み解く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537254815
  • NDC分類 385.9
  • Cコード C0239

内容説明

「よっ!イキだね!!」と言われる生き方とは。江戸しぐさからみた、男がすたる、女を下げる現代の野暮。

目次

第1章 あなたのまわりの野暮な人(江戸っ子が最下等と考えていた、弱者に対して威張る人;「口約束」を軽んじて、平気で約束を破る人 ほか)
第2章 仕事とお金の「野暮」と「イキ」(金銭だけで損得を考える人は木偶の坊;勝者ばかりがもてはやされ、敗者を応援できない風潮 ほか)
第3章 日本をおかしくする野暮なモノ、野暮なコト(有名店、ブランドを盲信する風潮;「見て見ぬふり」の美学を忘れてはいないか ほか)
第4章 品性を下げる野暮な言葉(野暮な「戸締め言葉」;他者を尊重する江戸の言葉 ほか)
第5章 男がすたる、女を下げるこんな野暮(「八度の契り」を忘れた男女のかかわり;顔で選べばハズレもあるが、しぐさで選べばハズレがない ほか)

著者等紹介

越川禮子[コシカワレイコ]
江戸しぐさ語りべの会主宰。(株)インテリジェンス・サービス取締役社主。1926年生まれ。86年にアメリカの老人問題をルポした『グレイパンサー』が、潮賞ノンフィクション部門優秀賞を受賞。その後、江戸しぐさの伝承者、故・芝三光氏に師事する。現在、唯一の江戸しぐさの語りべとして講演、執筆活動に精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品