目次
日本の心『武士道』
武士道の基本原理
日本の心『武士道』の形―その一「義」
日本の心『武士道』の形―その二「勇」
日本の心『武士道』の形―その三「仁」「礼」「誠」
日本の心『武士道』の形―その四「忠義」「孝」「名誉」
武士道が求めたものは?
武士道を著した書物『葉隠』―その一「死に狂い」
武士道を著した書物『葉隠』―その二「武士の意地」
武士道を著した書物『葉隠』―その三「武士の知恵」生活の心得
武士道を著した書物『葉隠』―その四「武士の知恵」(現代ビジネスへの応用)
武士道を著した書物『葉隠』―その五「武士の覚悟」
著者等紹介
森良之祐[モリリョウノスケ]
大正15年1月徳島県出身。昭和22年徳島市に日本拳法道場を開設。昭和28年普及のため上京。昭和30年日本拳法協会を設立する。警察大学校逮捕術研究科講師、陸上自衛隊徒手格闘教範作成審議会に参画。日本拳法の普及に心血を注ぎ、同時に、日本拳法を通じ、武魂養成を推進する。現在、日本拳法・最高師範、洪火会・会長(第二代目)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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C-biscuit
16
本棚整理で再読。読み直すと置いておきたくなるので、また、本がふえてしまうw。この本は、新渡戸稲造の武士道や山本常朝の葉隠聞書をベースに見開きで挿絵が豊富に武士道について説明がされている。新渡戸稲造の武士道がベースになっているのもあり、西洋の考え方の対比などもわかりやすい。読み直して思うことは、義理という意味が本来正義を行うための義務ということで、かなり現在と感覚的に違うところがある。新しい時代に向かっていくところであるが、武士道が思想の中で浮いてしまっているところは共感できる。良いところは身に付けたい。2016/07/26
てちてちて
2
新渡戸稲造著「武士道」と山本常朝・田代陣基著「葉隠」を基に武士道を解説した、面白いほどよくわかるシリーズの1冊。 図やイラストが満載のため「武士道」と「葉隠」の理解を補完するのに役立つ。 武士道をわかりやすいイメージとして捉えたい方にはオススメ。2016/06/23
ハム太郎
1
新渡戸稲造の「武士道」と, 佐賀藩士・山本常朝の「葉隠」を中心に武士道の概念を解説. 特に葉隠については何も知らなかったので大いに勉強になった. 「武士道とは死ぬことと見たり」という有名なフレーズは葉隠の書き出しなのだそうだ. 葉隠の本質は``死に狂い''にあり, 反骨精神にある. 朝に生きんと欲すれば夕に死すとも可なり.2014/08/11
Pompoco
0
死に狂い→死ぬ気で戦う者が勝利を得る ひとたび事がおきたら、忠孝を考える必要はなく、ただ「死に狂い」になるだけ。なんとしてもの一念が事を可能にする。獣偏に王と書くとおり、獣のように集中し生を充実させる生き方を奨励。2015/06/21
ニャン
0
見開きで片方は文章、片方は図説になっている。「おもしろいほどによくわかった」という感覚はなく、なんとなくわかったかも?って感じ。もっと深く知りたいので、他の書物にも手を出そうと思います。2013/03/18