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パンドラ新書
世界六大宗教101の常識―世界の宗教の教義と歴史が面白いほどよくわかる

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537253207
  • NDC分類 160
  • Cコード C0214

内容説明

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・道教・仏教・神道…「一神教」「多神教」の盛衰とその謎がわかる。一神教から多神教復活の時代へ―世界六大宗教の本質を読み解くと、人間として、民族として本来あるべき姿が見えてくる。

目次

第1部 知っておきたい「一神教」の常識(「ユダヤ教」の教えと常識―「一神教」の民の流浪とボーダレスの野望;「キリスト教」の教えと常識1―キリスト教のヨーロッパ支配戦略;「キリスト教」の教えと常識2―新大陸と日本の征服をめざしたキリスト教の未来;「イスラム教」の教えと常識―「聖戦」を叫ぶ一神教(キリスト教とイスラム教)の抗争史)
第2部 知っておきたい「多神教」の常識(「道教」の教えと常識―不老不死と現世利益を求めた中国産の多神教;「仏教」の教えと常識1―釈尊の説いた仏教とキリスト教の本質的な違い;「仏教」の教えと常識2―インドを離れ南北に伝播した仏教の変容現象;「神道」の教えと常識―21世紀に飛翔する万類共存の「神道」の可能性を探る)

著者等紹介

大澤正道[オオサワマサミチ]
1927年名古屋市に生まれる。1952年東京大学文学部大学院を修了後、平凡社へ入る。「思想の歴史」「ドキュメント現代史」「ドキュメント昭和史」「林達夫著作集」「オーウェル著作集」等の企画、編集に当たる。編集局長、出版局長を歴任、1986年退社。以後著作に専念、とりわけ欧米中心の思想や歴史観の見直しを課題に幅広い活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおさわ

9
興味本位で買いましたけど、各宗教へのイメージが輪郭くらいは捉えられたかな思います。その上で、やはり仏教や神道の教えるところ、生きるべき方法や目指すところはすんなりと入ってきます。日本人の遺伝子に組み込まれている感じですね。一神教の唯一全能のものを崇めるゆえ 他のものは排除しなければいけないという根本的な傲慢さは受け入れにくいです。たとえ教えは優しく暖かで愛にあふれていようとも「俺以外の言うことは許さんからな」という 狭量さは隠しきれない…。2018/07/03

K

2
これからの時代、最もホットな領域のひとつは宗教ではないかと個人的に考えている。そうした時代性のなかで本書は、平成17年出版と少し前に書かれたものではあるが、現在の宗教の力関係と、各宗教の特質を概観するのに細かく章立てて101のトピックというかたちで構成してあるのが読みやすく、わかりやすい。筆者の関心である「多神教の存在こそが諸問題を解決へ導く糸口となるのではないか」という考え方についても賛同できるため、端々に興味をそそられながら読んだ。2014/02/21

ぽ(Ӧ*)

1
イスラム国の人質事件をきっかけに読んだ本。それぞれの宗教について分かりやすく書かれていた。宗教の問題はこれからもなくならないんだろうなー。2015/02/05

うえ

1
「脅迫を受けた場合には、信徒としての義務の遂行は免責されるというタキーヤの原理に基づいて、アサッシン派はしばしば「姿を隠し」いる。十三世紀にモンゴル軍がアラムート城塞をついに攻略したとき、アサッシン派の幹部は「彼らの信仰を隠し」スンニ派と称したという」「アサッシン派と戦った十字軍のテンプル騎士団も、同派の秘伝の教義、一種の神智学を学んだという」あまり読むところのない本。2015/01/06

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1
神道や道教まで含めて世界六大宗教と呼んじゃうのはどうかと思うけどね。でも「一神教の常識」を細かいトピックに分けて解説しているのはとても良かったです。日本人が世界に出たいと思うなら、いろいろ知った方が良いと思います。

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