目次
第1章 微分積分の生い立ち―微分積分の歴史をイメージでつかむ(天体観測の時代は最先端の学問だった―微分積分の起こり;微分積分の入口でつまずいてしまうわけ―高校ではなぜ難しくなるのか ほか)
第2章 微分でわかること―機械的な計算からある一瞬を見る(微分の計算に入る前に基本を確認―微分の基本となる数直線;数字にも実はいろいろな種類がある―数のまとまり ほか)
第3章 積分でわかること―刻んだものをまとめることと微分との関連性(古代から積分の考え方は存在した―積分はなぜ必要?;あてはめられるものをあてはめられるだけはめ込む―取り尽くし法 ほか)
第4章 アレも微分コレも積分―気づかないで見落としている身近な微分積分(コンピュータをうまく使ってラクをしよう―高校では教えない微分積分;ギザギザを細かくすればなめらかに見える―CDにも使われている微分積分 ほか)
著者等紹介
大上丈彦[オオガミタケヒコ]
茨城県生まれ。東京大学理学部卒。プログラマー、デザイナー、予備校講師などを経て、「わかりやすい入門書」づくりを研究・企画するmedaka‐college.comを主宰。「良書はすでにある。だからあとはそれを平易に読めるようにしてやればいい」「やさしく説明できないのは、そのことを本当にわかっていないからだ」ということを主眼において、入門書と専門書との間を埋めるべくよりわかりやすい入門書を書くために日々奮闘中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャック
9
画像編集も通信技術も音楽プレイヤーで音楽が聴けるのも微分積分のおかげ2014/11/28
アルカリオン
4
導入部分はかなり丁寧に書かれている(まだるっこしいほどに)。全体的にも悪くなさそうだが、図書館返却日を迎えてしまったので、まともに読むのはまた今度に。2018/11/25
光久 佑一
2
0点。今でも覚えている。高校時代、勉強を怠けた結果、返ってきた微積分のテスト右上に書かれていた潔いその点数を。「インテグラルって何すか?」のままでも生活はできるが、わずかにやるせなかった。十余年ぶりの補習を決意。購入してから数年放置の上、今回根性で読了(笑)数ⅡBの学参も補助にして、学参の問題解きながら、本書を読み進めるという、もはや読書といえるのか分からないスタイルで。率直に、数学は解けると楽しい!でも根本的な計算力がない!数ⅠAいや、中学数学からやり直すか。もう少し数学を美味しく味わうためには。2015/12/26
葉
0
モーメントやパップスギュルダンの定理などは捉えやすく説明されていた。4部から非常に文系には馴染みがない話が多いのかもしれない。2013/10/24
cocolate
0
ヘンリー・ルベーグの公式なんてあったんだ。2012/11/03