最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かきひきで絶対負けない実戦テクニック72

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537251500
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0080

内容説明

攻防を制するかけひき論から、相手を説き伏せるレトリック、鉄壁の交渉話術まで橋下流・最強の交渉術を明かす。

目次

第1章 「脅し」と「利益」絶対負けない“かけひき”術―かわす、攻める、追いつめる…レトリックで攻防を制するセオリー(人を動かす三つの法則…利益を与える;相手を納得させる譲歩の演出 ほか)
第2章 まんまと相手を言いくるめる逆転の交渉術―ありえない比喩、立場の入れ替え…相手を錯覚に陥れる詭弁の極意(一度オーケーしたものを“ノー”にしてこそ勝機がみえる;立場を入れ替える効果 ほか)
第3章 相手を思い通りに動かす戦術論―後手必勝、窓口の一本化、交渉場所設定…術中にはめる交渉鉄則(交渉は圧倒的に後攻が有利;交渉の席で紛争の原因となった行為を責めない ほか)
第4章 自分の土俵に引きずり込む話術のポイント―言い訳、うそ、責任転嫁…攻撃をかわし、相手をたたみ込んでいく実戦論(ピンチを切り抜ける言い訳とは;結論は自分ではなく相手の口から言わせる ほか)
第5章 ピンチを切り抜ける切り札の一手―相当者の交代、データの利用…交渉の流れを変える突破術(相手をねじ伏せるデータの使い方;交渉が停滞してきたときの突破法 ほか)

著者等紹介

橋下徹[ハシモトトオル]
1969年生まれ。94年早稲田大学政治経済学部卒業。同年司法試験合格。97年弁護士登録、98年に橋下綜合法律事務所を開設。高度な交渉能力を要する示談交渉の場で、“タフネゴシエーター”ぶりを発揮し活躍している実力派弁護士。大阪府立北野高校時代には、高校ラグビー全国大会(花園)に出場、ベスト16入りし、高校日本代表候補にも選ばれる。現在、TBS系列『サンデー・ジャポン』、日本テレビ系列『行列のできる法律相談所』、テレビ朝日系列『スーパーモーニング』などのテレビや、雑誌などでもその歯に衣着せぬ独特のコメントで存在感を発揮している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅうと

16
再再再読。海千山千の輩との交渉に役に立つ。論理で伝わらない相手とどう話し合うか?大変参考になりました。2022/06/18

テイネハイランド

13
図書館本。2003年刊。著者が、常時200件ほどの裁判所外での交渉に携わり、やり手の若手異色弁護士として世間の注目を浴びた頃にその仕事術について語った本。自らの豊富な交渉経験を元にしているだけあり、その内容は説得力があり実践的。特に第一章「「脅し」と「利益」絶対負けないかけひき術」の内容は大変論理的に書かれており参考になる。交渉を格闘技に例えると、第二章からは反則技を使って相手からポイントを奪う方法まで肯定的に書かれているのが橋下さんらしい。このあたりは一般人が真似をするのは難しいのではないだろうか?2016/04/08

コウメ

10
いゃ〜言葉は殺し合いやな、話の中で相手の主張と譲歩を考えながら話を進めていく、話の中の主導権を常に握る例えばクレームに対してももう既にこちらに非が大きいそれをバカ正直にこちらの非を謝ってしまうと話の初めから完全に劣勢に立たされてしまう。なので交渉の席では自分の不利になる話はなるべく触れず話を進める相手に指摘された場合は正直に話す。 話の会話に対してメモを一問一答で書く。相手の面子を上手く利用する。交渉は確実に後出しの方が有利 、場所の設定を考える。終了期間を決めると足元をすくわれる2019/03/24

九曜紋

10
平成15年刊。再読。いま、渉外の仕事をしているので参考にすべく読んでみた。橋下徹といえば、今では政治家のイメージがあり、そのひととなりには好き嫌いが分かれるだろうが、この人の原点はやはり弁護士なのだ、ということを再認識した。弁護士、しかも極めつけのタフ・ネゴシエーター。チキンな私とは全く違う交渉のプロの姿がここにある。「その筋の人」を相手にすることもある弁護士という仕事の性格上、当然のことだとは思う。彼は彼、ワタシはワタシ。(苦笑)2016/07/12

はなあぶ

8
弁護士時代の橋下徹氏が書いた示談交渉の実戦テクニック本。裁判が裁判官のジャッジによって一方的に判決を下されるのに対し、示談交渉は当事者間の互いの納得なしには決着がつかない。人間の内面の深い理解なしにはうまく進められないことだろう。一癖も二癖もある相手と示談交渉を重ねる中で培われたノウハウは、机上の心理学理論とは一線を画し、泥臭くも説得力がある。この本にかかれているノウハウを知っている者同士が交渉したら、どちらが最後にYESと言わされるんだろう。2017/06/04

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