内容説明
赤字医療を潔しとし、患者主役の医療に命を懸けるガン治療の「赤ひげ」先生、渾身の医学エッセイ。
目次
第1章 死よ驕るなかれ
第2章 デッドライン
第3章 外科医はすべて悪人である
第4章 不安と安心のあいだ
第5章 「空気」が支配するこの国の医療
第6章 情熱の耐えられない軽さ
著者等紹介
平岩正樹[ヒライワマサキ]
1953年、広島県生まれ。1977年、東京大学物理工学科卒業後、富士フィルムの研究所勤務を経て、東京大学理学III類に再入学、84年に同医学部を卒業。その後、東大病院第一外科、国立がんセンター等を経て、共立蒲原総合病院外科部長、同愛記念病院外科勤務を経て、現在は東京都内の病院で癌の治療にあたる。元東京大学医学部腫瘍外科講師。この間、癌100%告知を含む診療の完全情報公開を開始、また外部の患者に対しても「がんの相談室」を開設するなど常に患者本位の、そして最先端の医療に挑戦し、マスコミからも大きな注目を集めている
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