日文新書<br> 四国遍路を歩く―もう一人の自分に出会う心の旅

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四国遍路を歩く―もう一人の自分に出会う心の旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537250930
  • NDC分類 186.9
  • Cコード C0226

内容説明

徳島から高知、愛媛、香川へと、四国八十八ヵ所霊場を結ぶ遍路道。弘法大師ゆかりの寺や史跡や風土を同行二人、金剛杖を手に一心に歩く…歴史と自然と人々の出会いに触れる巡礼行の魅力と感動をやさしく解説する。

目次

第1部 魅力編 徳島県から香川県まで・四国八十八ヵ所巡り―歩いて歩いて風になろう(足が痛い…「阿波」発心の道場;がまん…がまんだ「土佐」修行の道場;淡々と歩く「伊予」菩提の道場;名残を惜しむ「讃岐」涅槃の道場)
第2部 実践編 四国遍路の歩き方(お遍路の歴史;お遍路の身じたく;お遍路のお参り;お遍路の歩き方;お遍路の準備と費用;お遍路の用心;お遍路のことば;お遍路に行くための情報)

著者等紹介

佐藤孝子[サトウタカコ]
1952年新潟県長岡市生まれ。同志社大学文学部卒業後、神奈川県で小学校の教員を17年間勤める。退職後、四国遍路の旅に出て、42日間かけ、通し打ちで結願。以来、お遍路の魅力にとりつかれ、暇を見つけては春夏秋冬のお遍路旅を重ねている。’99年4月~12月まで東京新聞に「お遍路ワールドを歩く」を連載。’96年度毎日児童小説最優秀賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きーさん

13
小学校の教師だった著者が不意に仕事を辞め、初めて歩いて四国遍路の旅に出て「結願」するまでの紀行文。足のマメや古傷の痛みと戦い、山中で犬に追われ蛇と遭遇し、宿の人や同じお遍路さんとの交流を経てお遍路の世界にハマるようすが旅のプロではない素人の視点から語られていて、読み物としても面白い。四国遍路の札所の歴史や見所、魅力的な道中の風景がコンパクトにまとめられている点もよい。四国遍路の旅に興味があるけど、何から読めばよいのかわからない…という初心者にピッタリ。ただ、読み終えると会社を休んで旅に出たくなる(笑)2013/01/31

ikedama99

4
改めて読み直した本。行ってみたいだけではなく、考えてします本だった。読んでよかった本。2023/05/31

ikedama99

4
寝床で読んだ本。お遍路さんの話を寝床で読むと、いろいろな思いが浮かんだりして、逆に目がさえることもあった。ただ、このようなことをしてみたいという思いは強くなったと思う。やはり、p150の「自分が擦り切れていくのがつらかった」という文章は、重く引っかかる。いずれは、歩き遍路をしてみたい。再読候補です。2018/01/04

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