出版社内容情報
十数年ぶりに学術体系が見直され、いくつかの野鳥の分類が変更されました。この野鳥図鑑では、最新の分類をもとに、以前刊行されて大変好評だった「野鳥図鑑」を新たに編集しなおし、分類なども学べる新記事を掲載。美しい写真と野鳥の解説はそのままに、最新の情報を満載した新しい野鳥図鑑になりました。重量も軽く持ち運びに便利な点もポイント。フィールドでの野鳥観察にも、野鳥が好きな友人へのプレゼントにもピッタリです。主な収録内容は、野鳥の名前と分類データ、野鳥のメイン、サブ写真、見出しと解説文、大きさで見分けるイラストページ、鳴き声、生息環境、生活タイプなど、それぞれの野鳥たちを詳しく解説。似た野鳥の見分け方も丁寧に解説しています。
内容説明
北から南まで、日本中にすんでいる代表的な野鳥330種を紹介。市街地や公園などの身近な環境から、河川や湖沼、郊外の森から山岳地帯、海岸から沖合まで、南北に長い日本列島のあらゆる環境に野鳥はすんでいます。本書は国内で見られる野鳥のうち、代表的な鳥330種を選んで紹介した野鳥図鑑です。軽くて持ち運びに便利で使いやすい。これから始める人も、いつも観察している人も、必携の一冊です。
目次
鳥の体の各部名称
大きさで見分けよう
鳥の分類について知ろう
日本鳥類目録について
双眼鏡を使おう
街・公園で見られる鳥
農耕地・草原・湿地などで見られる鳥
森林・山地で見られる鳥
河川・湖沼で見られる鳥
海岸・海上で見られる鳥
イラストで比較
知っておきたい鳥のこと
著者等紹介
樋口広芳[ヒグチヒロヨシ]
1948年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。日本野鳥の会・研究センター所長、東京大学大学院教授を経て、東京大学名誉教授、慶應義塾大学訪問教授。専門は鳥類学、生態学、保全生物学。日本鳥学会元会長
柴田佳秀[シバタヨシヒデ]
1965年生まれ。東京農業大学農学部卒業後、自然番組のディレクターとして北極など世界中の鳥を取材。「生きもの地球紀行」などNHKの自然番組を多数制作。2005年からフリーランス。図鑑・書籍の執筆や講演、自然番組監修、バードウォチング講師などに携わる。雑誌『BIRDER』(文一総合出版)編集委員。日本鳥学会会員、都市鳥研究会幹事
戸塚学[トズカガク]
1966年生まれ。野鳥を中心に写真を雑誌・専門誌に発表。野鳥の「きれい・かわいい」だけではなく面白い行動や仕草、環境や人間生活との関わり合いを撮影。日本野鳥の会会員、日本自然科学写真協会(SSP)会員、NPO法人希少生物研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。