出版社内容情報
我が子が少年野球をやっている親は、誰しも我が子に良い選手になって欲しい。そのために選手の子供自身も親御さん自身もコーチに教わったことは100%正しいと信じて練習や試合に臨みます。それはもちろん当たり前なのですが、残念なことに少年野球コーチが言っていることが100%正しくないことが多々あります。
特に年配のコーチによく見られるのが「もう世間では正しくないとされているような昭和の常識」をいまだに子供たちに教えてしまうことです。野球の知識や経験に乏しい家庭は仮にその指導に疑問に思っても反論することはできずに、間違った指導の反復練習を繰り返して間違った技術を身に付けて終わるという悲しい現実が日本中にあります。
本書では以前は正しいとされてた野球の常識の誤りを指摘して、良い野球選手になるための本当に正しい令和時代の技術論、知識、考え方を大きなイラストで示します。
具体的には「キャッチボールは相手の胸に向かって投げる」「肩よりヒジを上にあげて投げる」「素振りがバッティング練習の基本」「ピッチャー返しやセンター返しを意識してバッティング練習が大切」「転がせば何かが起きる」「ゴロは体の正面で両手で捕ろう」「打球は捕れなくても体で止めよう」「ピッチャーは長い距離を走り込んで下半身を強くするべき」「何でもいいから声を出してプレーしよう」など数多くの古い常識にツッコミを入れます。
項目は全部で52個。小学生が読みやすいようにワンテーマ1見開きで大きなイラストがメインの紙面構成です。
内容説明
昔の常識は令和の非常識。プレイ別にイラスト解説!それぞれのNG度も掲載!!選手だけでなく親やコーチも成長できる。子供が伸びる練習法&指導法。
目次
第1章 ウォーミングアップ・キャッチボール(NG:ウォーミングアップをしっかりしてから野球をしよう→ボールを使ったウォーミングアップで効率を上げよう!;NG:ケガしないためにはウォーミングアップが一番大切→クーリングダウンをしっかりしてケガを防ごう! ほか)
第2章 バッティング(NG:素振りが基本。しっかりとバッティングフォームを固めよう。→素振りは上級者の練習。柔軟にいろんな打ち方ができるようになろう!;NG:常にフルスイングをしよう→インパクトを大事にしよう! ほか)
第3章 守備(NG:打球は体の正面で捕ろう!→左斜め前で捕る練習をしよう!;NG:ゴロは両手で捕ろう!→片手で捕る準備をしよう! ほか)
第4章 ピッチング(NG:人さし指、中指、薬指、親指の4本でしっかり握ろう!→小指も使って、5本指で支えてもOK!;NG:シャドーピッチングをして、フォームを固めよう!→ゴムボールでもいいから投げよう! ほか)
第5章 コーチング(NG:1つのポジションを極めさせよう!→複数ポジションにチャレンジ!;NG:小技のサインプレーで得点を稼ごう!→ノーサインで自由に打たせて、走らせよう! ほか)
感想・レビュー
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