出版社内容情報
日本がワールドカップなどに出場できるようになって以来、ドリブルやシュートといった個人技以外に、選手それぞれの「動き方」というのが注目されるようになってきました。
「オフ・ザ・ボール」と言われる、ボールを持っていない時の動き方のことです。
実際にボールを持っているプレイヤーは一人ですので、その他大勢のプレイヤーがどう動くのかが試合展開や勝敗を左右し、各監督の戦術につながる考え方の基盤となります。
本書はポジションごとの動き方はもちろん、攻撃時・守備時・サイドアタック・フィニッシュなどの目的別の動き方、体の使い方、戦術を写真とイラストで解説し、
QRコードから動画視聴もできます。
現代の欧州サッカーに精通している著者を起用することで、強豪国などが実際に行っているサッカー戦略、ポジショニング、動き方を解説できます。
内容説明
認知、判断、選択、実行、技術・戦術のスキルアップ。戦術眼が勝負をわける!自分の状況を判断し、多くのプレーの選択肢からベストプレーを選べれば確実にレベルアップできる!
目次
1 デキる選手になるために必要なスキル
2 ディフェンシブサードでの攻撃戦術
3 ミドルサードでの攻撃戦術
4 アタッキングサードでの攻撃戦術
5 守備のチーム戦術
6 トランジションの戦術
著者等紹介
林陵平[ハヤシリョウヘイ]
1986年9月8日生まれ。東京都出身。ジュニアからユースまでヴェルディ下部組織育ち。高校卒業後明治大学に進学。2009年に東京ヴェルディに入団。2010年に柏レイソルに完全移籍し、2012年にモンテディオ山形(期限付き移籍)、2017年に水戸ホーリーホックへと移り、2018年に東京ヴェルディに復帰。その後、FC町田ゼルビア(期限付き移籍)、東京ヴェルディ、ザスパクサツ群馬(期限付き移籍)と移ったあと、2020シーズンをもって現役を引退。引退後はサッカー解説者となる。2021年に東京大学運動会ア式蹴球部の監督に就任。2023年シーズンをもって退任した。Jリーグ通算300試合67得点。JFA A級コーチジェネラルライセンス取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。