出版社内容情報
『この世界の片隅に』『夕凪の街 桜の国』などで根強いファンを持つ、こうの史代が週刊漫画ゴラクで連載していたオールカラー1コマ漫画をまとめた1冊。
「百人一首」の上の句5字と下の句7字を合わせた12字で主人公・フクコを中心とした日常をゆるやかに描く。
「百人一首」を解説した本ではなく、「百人一首」で使われた12文字を使って言葉遊びで新しい物語を描くという、異色の「百人一首」本。
総天然色の絵を味わいながら和歌の語感に親しみダジャレや語呂を楽しむという「感覚」に特化した1冊で、こうの史代ならではの世界観を楽しめると思われます。
主人公のキャラクター「フクコさん」は「オタフクソース」企業HP内で片渕須直監督、スタジオMAPPA、コトリンゴ、尾身美詞など『この世界の片隅に』スタッフによりアニメ化されています。
内容説明
上の句5字、下の句7字。12文字が描き出す、彼女の暮らし。「この世界の片隅に」著者最新作!!美しい総天然色とことば遊び。新しい「百人一首」の楽しみ方!!
目次
あまのはら
はなのいろは
ひさかたの
すみのえの
みかのはら
ちぎりきな
こひすてふ
あまつかぜ
なにはがた
はるすぎて〔ほか〕
著者等紹介
こうの史代[コウノフミヨ]
1968年、広島県生まれ。漫画家。95年『街角花だより』でデビュー。おもな著作に『日の鳥』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)、『ぼおるぺん古事記』(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞)、『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)、『夕凪の街 桜の国』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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