出版社内容情報
私たちの生活の周辺には数限りないデータがあります。それを数えたり、平均を出したり、傾向を見たり、分類をしたりすることによって、規則性や性質、意味がわかり、さまざまな分野に活用することができます。医学、薬学、経済学、社会学、心理学、言語学など、自然科学から社会科学、人文科学系において必須の学問であり、幅広い分野で応用されています。「確率(論)」を含む「統計学」の興味深く面白いテーマ、身近なテーマを図解でわかりやすく紹介します!
内容説明
ビッグデータや人工知能が注目され、いま、最も必要な知識とされる統計学。統計データを読み取る力を身につければ、世の中の流れや社会のしくみまで見えてくる!
目次
プロローグ 統計学ってなんだろう
第1章 “基本”統計学の基本と活用方法
第2章 “用途”こんなところに統計が使われている
第3章 “人物”統計学者から学ぶ統計学
第4章 “分析”統計から日本の姿をひもとく
第5章 “理論”推測統計学にせまる
第6章 “活用”日常生活と密着している統計学
著者等紹介
小宮山博仁[コミヤマヒロヒト]
1949年生まれ。教育評論家。放送大学非常勤講師。日本教育社会学会会員。47年程前に塾を設立。2005年より学研グループの学研メソッドで中学受験塾を運営。教育書及び学習参考書を多数執筆。最近は活用型学力やPISAなど学力に関した教員向け、保護者向けの著書、論文を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yo
22
【とっても基礎的な統計学本】統計学の基礎の基礎の話。職場で読めと言われたので読んだのだが、さすがにほとんど知ってた。統計学発展のキーパーソンくらいかな。実感として面白かったのは、味噌汁の例。味噌汁の味見をするのに、全部飲んで判断するのが「記述統計学」、一部だけをランダムに掬って味見するのが「推測統計学」というのは良い例えだと思う。子供のころの記憶が蘇った。「味見って一部分しか食べてないんだから、他の部分も同じ味だとは限らないじゃん。どうやって料理すんだよ、、、」等と考えていた小学生時代が私にはあった。。。2020/01/23
ikedama99
5
タイトル通り・・とまではいかないが、知識の整理と見方を知るにはちょうど良いと思う。また、生活上での話・・保険の話、国勢調査の話なども面白く読めた。よりもっと勉強したくなる本だとも言えそうだ。「みそ汁の味見と統計学は似ている」は、けだし名言だと思う。2019/12/10
さか
3
眠れなくなるほどはおいといて、日常生活に即して統計学を説明してくれている本。もう少し詳しい内容になるのかなと思っていただけにそこは残念。また他の本を読んでみよ。
ナツ
2
面白かったが、眠れなくなるほどではないw ある程度の確率・統計の基礎知識がなければ難しいかと2024/02/23
nanagou
1
噛み砕かれた本書でも、理解するのに時間がかかりました(-_-;) ちょっとずつ理系脳を鍛えたい。2022/09/18
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- 星空とホタル