はじめてのやさしい短歌のつくりかた

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はじめてのやさしい短歌のつくりかた

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784537213096
  • NDC分類 911.107
  • Cコード C2076

出版社内容情報

初心者にも安心、わかりやすく短歌の詠み方を紹介。

初心者にも安心、わかりやすく短歌の詠み方を紹介。

・名歌を味わう
・はじめに
・本書の特徴

第1章
短歌づくりの基本を学びましょう
基本の形からリズムを感じましょう/音数のかぞえかたを覚えましょう/字余りと字足らずの短歌/文語と口語とは/よく使う文語文法を知りましょう/旧かなづかいと新かなづかいとは/ルビ(よみがな)をつけてみましょう/さまざまな結句のおさめかた/推敲を行いましょう

column1:短歌づくりに必要なもの

第2章
自分らしく短歌を詠んでみましょう
詠む対象をよく見つめましょう/自分らしいことばを選びましょう/説明的にならないようにしましょう/個性的な比喩を考えましょう/ことばのリズムを工夫しましょう/ことばの表記を意識ましょう/固有名詞を生かしてみましょう/オノマトペを効果的に使いましょう/イメージがふくらむ表現を探しましょう/短歌の楽しさが広がる題詠と連作/枕詞・序詞・詞書について

column2:さらに短歌を楽しむために

第3章
テーマを決めて詠んでみましょう
自然の姿を詠んだ短歌/日常の感動や家族のようすを詠んだ短歌/仕事や社会を詠んだ短歌/恋愛(相聞)の思いを詠んだ短歌/旅先の風景や旅情を詠んだ短歌/身近ないきものを詠んだ短歌/人間らしいユーモアを詠んだ短歌/死を詠んだ短歌/人生を感じる老い詠んだ短歌

column3:時代の短歌と新しい短歌の形

第4章
添削で短歌をレベルアップさせましょう
対象を見つめ表現を工夫しましょう/推敲してことばを整理しましょう/ありきたりの表現は避けましょう/説明しすぎないようにしましょう/五感をことばで表現しましょう/結句の形を工夫しましょう/リズムを意識しましょう/文語と口語の使いかたに注意しましょう

・おわりに

【著者紹介】
1972年東京生まれ。1994年に短歌結社「心の花」に入会。佐佐木幸綱氏に師事する。1996年、第39回短歌研究新人賞受賞。2008年、第4回葛原妙子賞受賞。端正な文語体の歌風は同世代の歌人のなかでも際立った存在感を放つ。2011年からは短歌総合誌「短歌研究」にて、読者の投稿作品のコーチを担当。

目次

第1章 短歌づくりの基本を学びましょう(基本形からリズムを感じましょう;音数のかぞえかたを覚えましょう ほか)
第2章 自分らしく短歌を詠んでみましょう(詠む対象をよく見つめましょう;自分らしいことばを選びましょう ほか)
第3章 テーマを決めて詠んでみましょう(自然を詠んだ短歌;日常の感動や家族のようすを詠んだ短歌 ほか)
第4章 添削で短歌をレベルアップさせましょう(対象を見つめ表現を工夫しましょう;推敲してことばを整理しましょう ほか)

著者等紹介

横山未来子[ヨコヤマミキコ]
1972年東京生まれ。通信教育で短歌を学び、1994年に短歌結社「心の花」に入会。佐佐木幸綱氏に師事する。1996年「啓かるる夏」30首で第39回短歌研究新人賞受賞。2008年、第三歌集『花の線画』(青磁社)にて、第4回葛原妙子賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

井月 奎(いづき けい)

44
今年は短歌をたしなみ楽しもうと企てております。で、書店で何冊か手にとって比べたのですが、この著者の地の文がやわらかくて読みやすいのです。そして技法も丁寧に基本的で、かつ具体的に書いてあります。初心者である私にもわかりやすいですが、たぶん創り慣れたらそれはそれで汲むところのある内容に思う。作例も素敵な選ですし、著者の歌がまた良いのです。というわけで創作の基本はこの本に教わります。で、文語、古文ですな難問は。半世紀使った頭に鞭打ちますか!2022/01/08

fishdeleuze

16
歌人の横山未来子さんが執筆した入門書。短歌を作るうえでの基本的なルールが、多くの引用歌とともに解説されている。引用歌が多いのはとても良い。思うに短歌の入門書というのは、好きな歌人が書いたものをよむのがいいのではないかと、この本を読んでいて思った。好きな歌人が選んだアンソロジーを読むように本書を読んだ。 2017/03/13

てん06

11
この本の中で例示されている様々な短歌がよい。短歌を作ることのハードルはあまり低くはならないように思うが、まずは、何はともあれ作ってみることが大事なのだろう。なんとなく、短歌というのは「優等生」という感じがする。2021/11/13

Carol

3
短歌を作るための基礎を紹介している本。著者も歌人だそう。文語体で歌を詠む方だそうで、本の中でも文語体の作品を多く紹介されていました。私は、文語体の作品だととっつきにくさが先に来てしまうので、口語体の歌が好きだなぁと思いました。2020/05/19

yumicomachi

3
美しい装丁とイラストに彩られた丁寧な入門書。あとがきに「とにかく私の好きな短歌や感銘を受けた短歌をみなさんにご紹介する気持ちで書こう、と思いました」とあるとおり、古今の秀歌が豊富に引用されていて、アンソロジーとして初心者以外にも楽しめる一冊。2018/02/26

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