内容説明
「しかし」のあとに主張したいことを書く。修飾部分を()に入れて点検する。感想より先に事実を書く。「、」で文をつなぎすぎない。15のレッスンで苦手な部分を集中して学ぶ。
目次
第1章 単語―まずは単語を変えるだけ!(話し言葉は使わない;敬語で文末表現を正しく使う ほか)
第2章 文―ちょっとした工夫でわかりやすい文になる!(主語と述語を整える;句点と読点を使いこなす ほか)
第3章 構成―展開を考えれば説得力が上がる!(文章の展開を考える;テーマをはっきりさせる ほか)
第4章 実践―文書に合わせて書き方をアレンジ!(データや証拠を正しく扱う;自分の文章と他人の文章を区別する ほか)
著者等紹介
小林洋介[コバヤシヨウスケ]
1977年埼玉県生まれ。上智大学大学院文学研究科国文学専攻修了。博士(文学)。専門は日本近代文学。現在、非常勤講師として実践女子大学と千葉大学で日本近代文学を、上智大学で文章構成法を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
40
そもそもの基本的なことが書かれていた。2025/04/16
Hisa888
10
自分の伝えたい内容が上手く伝わってない時に、この本を思い出したい。特に「内容にふさわしい言葉に言い換える」が興味深かった。試合を「行う」より試合を「戦う」、課題を「行う」より課題を「こなす」の方が、確かに伝わりやすい。2014/12/30
sui
4
上司に口語表現と文章表現の違いを注意され、理解するために読む。文章力を向上する上で、必要なポイントがまとまっていて良かった。再読したい。 【参考ポイント】 ①「の」で多くの語句を繋げない。 ②「が」の不必要な連続を避ける。 ③「○○(動作を表す名詞)すること」は、「○○」に省略可 ④主語と述語の数を1:1対応にする。 ⑤修飾部分(補足)は短く書く。 ⑥逆説後が強調される。 ⑦読み手の知らない情報を突然持ち出さない。 ⑧反対意見の後に自分の主張を書く。 ⑨最初に文章の構成をメモする。 ⑩論理の飛躍を避ける。2024/07/15
ひとけん
2
サクッと読めましたがとても参考になりました。2014/02/23
rie
2
まず表紙に惹かれ、『アウトプット速読法』という本とともに本日勢い買い。中身をざっと立ち読みし、買うか悩みに悩んだけれど。見つけたその日に買うという行動は私にとってはとても勇気のいることだった。内容は、前半部分はさすがに折り込み済だけれど、後半部分がじっくりよみしてみたくなった。2013/07/17