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出版社内容情報
迎えた滅絶の14日、強行された新条祭り。
騒乱の規模は加速を極め、遂には巨大な
火災旋風が市民と街を飲み込んでいく。
失う物の無い春原は、新条全てを道連れに
己の最高潮を仇敵と共有し問いかけるが、
大混乱の火柱を背に、坂田は静かに言い放つ。
「俺は鬼でいい、かっこいいだろ」
殺戮と破壊の限りを尽くした梟雄は、
思いもしない真理を突き付けられ
その生を無意味に消費し潰えていく…!!
万の骸を生み出した新条騒乱、ここに終焉――。
壮絶鬼憑復讐譚、ここに万感の大団円!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
5
完結。表紙は坂田。般若と双を成すこの漫画の主人公で奇面組や将門への処罰者だ。翁との決着。そして坂田vs.般若は地獄のような壮絶な戦いとなる。鬼ゴロシを読み始めたときに般若との戦いはこんな風な場面になるかなと想像していたものに近くて驚いた。デジャヴのような奇妙な感覚。エンディングもこう来るかと痺れた。そして後日談も最高だ。暴力と殺戮の嵐が吹き荒れる作風だが、高いインテリジェンスを感じさせる魅力的すぎるキャラクターたち。奇面組のスピンオフを熱望!この漫画と同じ時代、同じ国に生きていることに改めて歓びを感じた。2025/03/27
ドント
1
妻子を殺されたヤクザの復讐譚から始まって音を立てて巨大化異形化怪物の如く変化していき恐らく最終的には物凄い人数が死ぬ大サーガ大完結。読んでいて頭に血がゴンゴンと流れ心臓が動いては止まり瞳孔が開き「死ぬかもしれない」と思ったマンガは久しぶりだった。ありがとう河部先生。2025/04/22
sillyaegis
1
作者は講〇社と仕事ができなくなって正解だった、 いずれ鬼ゴロシは未来(もしくは過去)が書かれると思うが、それまでは次の作品のために体を休ませてほしい。2025/03/03
わーぷ
1
最終巻。坂田周平の復讐劇はこれにて終幕。途中なかなか話が進まなくてやきもきしましたが、11巻以降は話がサクサク進んで最高のクライマックスでした。次回作はまた歴史もの書いて欲しいなぁ。2025/03/01
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- お寺に嫁いでしまった。