内容説明
小渕前総理の急逝、竹下・梶山氏の引退…旧田中派勢力の壊滅後、田中真紀子総理誕生で真の角栄流政治が甦る。本書は、明確な国家ビジョンと国益重視の天才政治家角栄流政治の真髄に迫る。
目次
プロローグ 今、日本には「田中角栄渇望論」がふつふつと湧き上がっている
第1章 今の日本に田中角栄の政治力を!―こまやかな義理と人情、決断と実行、真に国益を追求した天才政治家
第2章 「決断と実行」の田中角栄政治の要諦―日本再生と国家繁栄の原点を探る
第3章 田中派分裂を仕掛けた男たちの生きざま―裏切り裏切られ、日本をモラル崩壊に追い込んだパラサイト・ポリティシャン
第4章 旧田中派から誕生した五人の総理の実力―己はあっても天下国家がない「万死に値する」恩知らずな亜流たち
第5章 旧田中派「七奉行」の権謀と離合集散―とうとう師を超えられなかった忠臣と逆臣の挽歌
第6章 旧田中派残党の未来と真の政治家像―一国のリーダーは、熟考し決断したら、即座に実行し、国民を引っ張っていく義務がある
第7章 田中角栄の遺志は娘・真紀子に継承される―国家国民のために働く大統領型首相の誕生に向けて邁進せよ!
エピローグ 平成十二年四~五月、永田町「魑魅魍魎記」