内容説明
古来、人間は音楽に癒されてきたが、精神的な癒しだけでなく、現代では代替医療の有力な手段として音と音楽が利用されている。その音楽療法の実際を世界各地に取材し、数多くの実例をあげながら、音楽の驚くべき効用を説く。
目次
序章 天使と原子の言葉―癒しの捧げものへの序曲
第1章 “音”のはじめ―「モーツァルト効果」と音楽の癒し
第2章 音を“聴く”―「聴」き「聞」かれる音の二重性
第3章 音と音楽―モーツァルト効果を科学する
第4章 “声”からの出発―天から授かった自己治癒の道具
第5章 音の薬―音楽による治療とリハビリテーション
第6章 音とイメージ―オーケストラをなす心と体
第7章 音と知能―学習能力と創造力を強化する音楽
第8章 音と魂―生と死をつなぐ架け橋
コーダ 最終楽章―奇跡の治療法と治癒例