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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
47
どこまで事実でどこから後付のフィクションなのか境目がわからない。しかしデビルマンという大傑作に永井豪本人は無念だらけなのはわかったし驚嘆もした。ありえたかもしれないサブストーリーも面白そう。それでもやはり「作品が完全な形でなくても読者に伝わるものはある」に尽きるのではないか。いや不完全で歪であるからこそ未だに作品が生命力を持って心を揺さるのだと。自伝漫画であり、セルフリメイクとして読み応えがあった。でもそれ以上に創作者の産みの苦しみがダイレクトにきて圧倒される。2014/12/01
ぐうぐう
8
『激マン!』デビルマンの章、完結! 『デビルマン』制作の舞台裏を知ることができるだけでなく、様々な理由で描き切れなかった場面を再現することで、本来の『デビルマン』の姿を目の当たりにすることができるのが、『激マン!』の読みどころだ。今巻を読むと、『デビルマン』の終盤がアドリブで進んでいるかのように見えながら、実際は必然としての物語に作者が呑まれていったというのが真相のようだ。作者自身が、劇中の牧村邸を襲おうとしている人々の群れに巻き込まれていくシーンは、まさしく当時の永井豪の心境そのものだったのだろう。2012/12/04
つんこ
3
はあぁ〜…。ペンの熱気にあてられました。デビルマンの裏話の完結です。次は未完で終わったマジンガーZの裏話が読みたいなー。やっぱりバイオレンスジャックなのかな〜2012/11/28
コリエル
2
完結。描き終えてどうだったのかとか、読者からの反響はあったのかとか、そういう部分全然語らないんだからなあ。そうした細かい話は本人じゃラチ開かないから周辺のスタッフにそのうち本にしてもらいたいかも。2015/01/18
うぃ
2
3.0 デビルマン編終わり。まあ冒頭フィクションと書いているので、いろいろ後付ぽくてもそこはそれ。デビルマンが傑作であったことは変わりないし、製作状況を知るのは楽しめた。ちょっとデビルマンからの引用シーンが多かった気もするけど。で、次はバイオレンスジャック?2013/03/23
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