内容説明
歴史は常に権力の奪い合い―。平清盛、北条政子、源義経、武田信玄、近藤勇など、日本史を揺るがした英雄・豪傑・烈女たちの意外な意外な一面と、色と欲に彩られた波乱の生涯を描破。
目次
平清盛 敵の大将の愛妾をもせしめた男
源頼朝 妻・政子のしたたかな愛の献身
北条政子 夫を征夷大将軍にした烈婦の愛
源義経 日本人の心にいまも生きる英雄
武田信玄 戦さにも色にも強かった英雄豪傑
上杉謙信 生涯のライバル・信玄との攻防
千利休 権力に屈せず茶道芸術に殉ず
徳川家康 群雄割拠から抜け出した智と謀
伊達政宗 ひそかに天下をねらう東北の雄
北政所 秀吉に愛されつづけた幸福な女
細川ガラシャ 武将の妻と信仰をまっとうして
春日局 諸大名も一目おく陰の実力者
小林一茶 句作三昧に過ごしたその一生涯
近藤勇 剣に生き、剣に死んだ剛のもの